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腕時計

少し前のこと、駅前で友達とバッタリ、近くの喫茶店に寄ったのですが、
珍しく友達が腕時計をはめていた、それも時計の部分を内側にしてつけていたのです。
ケイタイが壊れたのでスマホにかえるかどうか迷いつつ、ここ暫く腕時計を使っているとのことでした。そして、腕時計は昔からこういうつけ方だったと・・・・・。
ちょっと、びっくりでした。

確かに私達が若い頃はそういう風潮がありました。
女性のかなりの人が時計部分を内側にしてつけていたのではないでしょうか。
気にもしなかったことでしたが、腕時計のこういうつけ方、男女差別の名残りなのだそうですね。

男は外で働き、女は家で家事をする・・・・・・
そういう時代、女性の社会進出すら大変な差別を受けたようです。
腕時計ひとつでも「女のくせに生意気だ」、そんな目で見られたのでしょうか。
それで、目立たないように時計の部分を内側にしてつけるようになったとか・・・・。
こうした風潮があってか、時計自体もとても小さいものだったようですね。
そういえば、確かに、妙に小さい時計が多かったような?

私は、中学生になって腕時計をするようになってから、ずっと時計は外側、
男女差別の名残りらしい話を知った時には「絶対に内側になんかするものか」と
へんに意気込んだことを思い出します。

ところで、これは私の勝手な想像なのですが・・・・・・
男女差別は日本だけではなく、多くの国にあったこと、腕時計ひとつでも、
「女のくせに・・・」といった蔑視もまたどの国でもあったと思われます。
でも、だからといって、外国(欧米など)の女性が内側にすることはなかったのではないか?
日本女性が伝統的に身につけていたとされる「控え目さ」が、時計のつけ方にもあらわれたのではないか?そんな気もするのですが、どうでしょうか?

友達は、外側にもつけ直したりしていましたが、結局、今まで通りが落ち着くと・・・・。
それより、スマホの話になって、私が持ってもいないし、持つつもりもないと言ったら、
「パソコンやるのに、何で~?」、こちらが首を傾げてしまうようなことをきかれてしまいました。
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「ハバネロ・レッド」という激辛トウガラシ・・・・
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これは、何の実?
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知人宅のトマト・・・
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またこのチョウがいました。
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by suirenn2 | 2012-09-10 12:09

世界の三分の一 独占ですって・・・・

これも題名通り面白い本でした。
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マグロ、とくにクロマグロについて研究者が考察したエッセーです。

「マグロはいつも猛スピードで泳いでいて、止まる死んでしまう」、よく言われていることで、私もそう信じ切っていました。

でも、これ、本当のことではないらしい。実際に研究者も漁師さんも見たことはなく、波間でのんびり休んでいるような光景も観察されているようです。

世界中で知られている魚種は約3万種、その中で、「スズキ目サバ科マグロ属」のいわゆるマグロは8種だけなのだそうです。

そのマグロ・・・・日本人が1年間に食べる量はおよそ47・3万トン。
世界のマグロ漁獲量の三分の一ちかくを独占しているそうです。
しかも、世界のマグロの消費量は、この30年間で約3倍に増えたとか・・・・。

こうした状況から当然「養殖」についても盛んに考えられるようになる。
ところが、クロマグロの肉を1キログラム作るために、餌が最大で20キログラム必要で、しかもそのうちの95パーセントはロスとして無駄になってしまうとか・・・・。
餌は、マイワシ、カタクチイワシ、サバ類、イカ類、アジ類など大衆魚だそうですが、
こうした大衆魚さえ食べられない人が世界中にいるわけですし、「養殖すればいい」という
単純なことでもないようですね。

高価なクロマグロは口には入りませんが、わたし、マグロのお刺身、大好き!
いつでもスーパーで売っているので、つい手軽にいただいています。

ークロマグロの刺身、鮨というのはご飯やパンといった主食なんかではなく、単なる嗜好品のひとつにすぎないのです。嗜好品とは「嗜んでいただくもの」だということを、日本人は決して忘れてはならないと思うのですー

著者の言葉が印象深く、ちょっぴり耳に痛くのこりました。
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写真を摂るたびにこのチョウがいる・・・・
「撮ってちょうだい」とでも言うようにあまり逃げもしないでカメラのまわり寄ってくる。
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by suirenn2 | 2012-09-09 12:02

この魚には骨がある・・・・

「ファストフィッシュ」なる商品の販売が始まったようです。
あらかじめ骨など取り除き、調理の手間も省いて手軽に簡単に食べられる魚類。
日本人の「魚離れ」が言われるなか、魚の消費拡大のために水産庁が提唱した取り組みで、
ファストフードにちなんで「ファストフィッシュ」なる名称になったとか・・・・。

新聞の投書欄などを読むと、当然、賛否両論があります。
どちらも尤もな意見で、便利で使いやすいのは結構なこと、
また一方、安易に便利さにとびついてよいかといった指摘も、当然のこと。

私としては、電子レンジでチン、それで美味しい魚が食べられるなら大歓迎です。
ただ、これから育っていく子ども達にはどんなものでしょう?
サンマ、アジ、イワシなどの魚を、箸を使って丁寧に身をほぐしながら食べる・・・・
或いは、イワシの丸干しなど骨ごと食べる・・・・・子どものうちから教わって、
こういう食文化は身につけてほしいですね。

「この魚には骨がある」、昔、昔にみた映画での台詞、
お姫さまが町人の家で食事をする場面だったと記憶していますが、
お姫さまが言うから面白いのであって、子ども達がこんなことを言うようでは・・・・?
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by suirenn2 | 2012-09-08 12:01

空の旅が楽しくなりそう・・・・

面白い本でした。
羽田空港の本屋さんにあったのですが、興味深く2冊ともいっきに読んでしまいました。
題名の通りJALの機長さんならではのちょっとしたお話です。
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例えば、夜間の離陸時には、旅客機が安全に飛行できる高度に達するまで、また、着陸時には、最終の着陸態勢に入ってから旅客機が駐機場に停止するまで、機内の明かりを消して暗くする。これは、暗さに目を慣らしておくため・・・・・・人間の目は、明るいところから急に暗いところへ変わった場合、すぐには慣れないので、万が一旅客機にトラブルが生じたときにすぐに緊急脱出などの行動がとれるように目を慣らせておくためなのですね。

また、例えば、旅客機には通常機長と副操縦士が乗り込んでいるそうですが、食事をとらなければならない場合もある。メニューは二通り用意され、機長と副操縦士は別々のメニューを食べるように規則で定められているそうです。万が一食事が原因でお腹をこわすなどトラブルを考えてのことなのですね。メニューは、国際線ではカレーライスやオムライス、国内線ではお弁当など、いずれにしても短時間で食べられるものだそうです。勿論、操縦に支障がでないように、機長と副操縦士は時間をずらして食事する。しかも、なるべく素早く摂る。それで、普段でもつい早食いの習慣がついてしまうとか・・・・・。

例えば、さらに、機内ではお酒の酔いがまわりやすいといった話。
飛行機の機内は「与圧」というシステムで気圧を調整している。高度1万メートルの場合、外気はおよそ0・2気圧で、とても人間のいられる気圧でなない。そこで、快適に過ごせるように機内に圧縮空気をおくりこみ、およそ0・8気圧になるようにしている。地上との気圧差は約20%、標高2000メートルくらいにいるのと同じ環境だそうです。地上に較べればやはり酸素濃度は低いわけですね。結局、血液中の酸素量が減り、アルコールの処理能力が低下してお酒が効いてしまう。

・・・・・・と、ま~、機体やエンジンのこと、気象のこと、空港のことなど、それぞれ短い文章ながらわかりやすく面白く綴られていて楽しく読める本でした。
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by suirenn2 | 2012-09-07 08:30

一休さん こんなお顔だったのね~

この人は誰でしょう?
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どこかで一度くらいは見たことがあるような?

「とんちの一休さん」で知られた一休禅師、
室町時代、三代将軍足利義満の時代から、八代将軍義政の時代に生きた禅宗の僧侶です。

金閣寺や銀閣寺が建立され室町文化が華やいだ時代でもありますが、一方、相次ぐ戦乱や内乱、飢饉、悪病の流行、地震や洪水などの自然災害と地獄のような陰惨な時代でもありました。一休さんと言えば数々の「奇行」でも知られていますが、それもこうした時代背景があってのことだったでしょうか。

竹竿の先にドクロを刺し貫いて「この通り、ご用心、ご用心」と言いながら正月の家々を回ったとか、木刀を下げて街中を歩きまわっていたとか・・・・・あまりの風狂さに「いんちき坊主」「ニセ坊主」「気ちがい坊主」と嘲られた。

さて、その一休さんですが、ある日、ある時・・・・・・
いつものようにみすぼらしい身なりで托鉢していると、あるお金持ちの家で先祖供養をしている。こういう日はお坊さん達に食事などふるまいをするようで、一休さんもその家の前に立ちました。ところが、家の者は「乞食坊主」と思ったのでしょう、紙一枚と半銭(2枚で1銭、今なら1円程度の銅貨)を与えられ追いかえされてしまいました。

やがて、時がたち、ある日、ある時・・・・・
またその家で法事がありました。今度は一休さんはきちんと墨染の衣を着て出かけました。
勿論、家の人には丁重に迎えられ、奥の座敷に通されて、豪華なお膳のもてなしも・・・。
ところが、一休さん、何を思ってか、墨染の衣を脱ぎ丁寧にたたんでお膳の前に置いて、自分は料理には箸もつけず神妙な顔をしてかしこまっている。

家の人が訊きました。「どうなさいましたか?」
「前に伺いました時には紙一枚と半銭をいただきました。今日、こうして結構なおもてなしをいただくのは、もしかしたら私のこの衣のお陰かと・・・・。それで、衣に食べさせてやっているのです」

私は、この逸話が大好きです。
着るものによって人を差別してはいけないという教訓なのでしょうが、そんなことより何より「衣にご飯を食べさてやる」という愉快さ、可笑しさ、面白さ・・・・・そして、何と言っていいか分からないけれど、じんわりと胸に伝わってくるような何か?
肖像画をみていると、こんなエピソードがいかにもぴったり、そんな気がしませんか?
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by suirenn2 | 2012-09-05 12:21

まだ暑いけれど さぁ 元気を出して!

     秋の夜空に煌々と光を放つ月。月は昔から太陽とともに信仰の対象と
     なってまいりました。活動的な太陽に対して静寂の象徴、その満ち欠けから
     再生の象徴、また、深い夜の闇を穏やかに照らすことから菩薩にたとえられたり
     もしました。これから空気が澄み、月はますます美しく輝きます。
     秋の夜長には日常からしばし放れ、ゆったり月見を楽しんではいかがでしょうか。

ある冊子にあった文章です。このところ、本当に、月がきれい!
「暗い夜の闇を穏やかに照らすことから菩薩にたとえられる」、こんな言葉に接すると
美しさがまた格別のようで、しみじみと見入ってしまいます。
日中はまだ残暑が抜けきらないけれど、月が輝く夜空はもう秋の気配ですね。
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この夏は、当初体調不良もあって、最低にして最悪のような季節でした。
情緒不安定、ちょっとした鬱状態、私にもこんなデリケートな一面があったのかと思うくらい
「孤独」とか「寂しさ」「哀しさ」といった想いに揺れ動きました。
多分、老いを意識することと相関関係にあるような感情なのでしょうね。
その意味では、最低最悪とも言えず、むしろ、自分を見つめなおすよい機会になったかも?
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スミマセン、こんなつまらない話で・・・・・。
私はよく人から「いつも元気で、楽しそうで・・・・」と言われたりする。
自分でもそのつもりで暮らしてはいるのですが、人が生きるのに「いつも元気で、明るく、
楽しい」わけがない。影もまた濃いことが見えてきたということでしょうか。
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昨日は久し振りに「その気になって」カメラをぶら下げて少し歩いてみました。
ありふれた花ひとつでも新鮮です。やっぱり私にはぶらぶら歩きが最高の栄養剤?
そう、暑くて歩けなかったから、情緒不安定になったのかな?
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皆様のところへもすっかりご無沙汰で失礼いたしました。
また、コメント欄も閉じたままでご無礼いたしました。
ぼつぼつとまた綴っていくつもりなので、改めてよろしくお願いいたします。
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by suirenn2 | 2012-09-03 11:39