2011年 08月 22日 ( 1 )

1枚の写真

珍しいというか貴重なものを母が持ってきてくれました。
整理をしていらた出てきたそうです。
c0051107_8322341.jpg
小さい時の写真です。
私が4歳、弟が1歳、この弟は幼くして亡くなったようですが、
私が4歳の誕生日に撮ったものらしい。

写真自体は私のアルバムにもあるので珍しいものでもないのですが、父の文字でこんなことが書いてある。

「昭和二十年三月硫黄島玉砕の際肌身離さず持っていたもの、外に成田山のお守札(土屋家より贈られたもの)と共に貴重なる写真なり。昭和二十一年一月アメリカ本国より帰還復員する」

父のアルバムを見せてもらったこともありましたが、これは知らなかった。生前に写真などかなり処分したとも聞いていましたが、
これは「貴重なり」と遺したのでしょうか。

1枚の写真の向こうに戦争の時代が透けて見えるようです。
硫黄島は激戦の地でした。戦場での話を聞いたこともありましたが、その中で今でもくっきりと
頭に刻みついているのは・・・・・・

「上官殿、わたしは泳ぎが達者であります。必ずや泳いで内地へ帰ります」
そう言ってまわりが止めるのも振り切って、砲弾が雨霰とふりそそぐ中を飛び出していった兵士が
いたという話です。

戦後66年、今年は東日本大震災とも重なるように思うことの多い8月でした。
そこへ思いがけなく戦場を潜りぬけてきた写真が届いて・・・・・・
小さい時の懐かしい写真というより何だかずっしりした重みを感じます。
c0051107_9474988.jpg

c0051107_9482524.jpg

c0051107_9484692.jpg

c0051107_9515262.jpg

c0051107_9522498.jpg
c0051107_951216.jpg

c0051107_9525523.jpg

c0051107_9532579.jpg

チョウが飛び込んできました・・・
c0051107_9554136.jpg

c0051107_102680.jpg

c0051107_1023848.jpg

c0051107_1032428.jpg

by suirenn2 | 2011-08-22 10:04