青空に映えて柿の実がきれいです。赤でもない、橙色でもない、柿色というのでしょうか。江戸時代、肥前有田の陶工酒井田柿右衛門は柿の色に憧れ、我がものにしたいと心血を注いだそうです。そして、20年にも及ぶ苦心改良の末に、やっと磁器の乳白の地肌に柿色を出すことに成功した・・・・・有名な話ですね。
もうすぐ「ハローウィーン」、そのせいかカボチャのデコレーションや小さな可愛いカボチャが目につきます。
秋の収穫を祝い、悪霊を追い出す古代からあったお祭りが起源のようです。この習慣がキリスト教の祝日と重なりハローウィーンとして広まったとか・・・・。
アメリカでは、カボチャの提灯を飾り、仮装した子供たちが「お菓子をくれなきゃ、いたずらするぞ」とか言って、近所の家々からお菓子をもらう習わしだそうです。
何でカボチャ?ネットでちょっと見てみたら、元々はカブだったのが、アメリカでちょうどカボチャの収穫期でカボチャになった・・・・そんな話がありました。
先週23日は、後の月、十三夜でした。
9月の仲秋の名月、十五夜は芋名月といい里芋の収穫を祝う・・・十三夜の後の月は栗名月、豆名月で栗や豆の収穫を祝うそうです。
それこそ古今東西、どこの国にも収穫を感謝し祝うお祭りがあるのでしょう。収穫を感謝する・・・私は何ひとつ生産していませんが、それだけに「収穫感謝の日」、そんな祝日があってもいいかな~と思ったりします。
ヤンバルガンピ