ボジョレー・ヌーヴォー解禁日、ワイン党には待ちに待った一日だったでしょう。ひと頃の大騒ぎはなくなり、自分なりに愉しむようになってきたようです。
ワインといえばボルドーとブルゴーニュの二つの産地が有名ですね。このフランスの二大産地は、作り方や格付けなどまったく異なっているようです。
ボルドー地方は気候が温暖、気温の変化も穏やかで、日照量も豊富・・・・葡萄がしっかり熟すのだそうです。それで、渋味も充分に生成し、重厚でコクのある赤ワインが出来る。その味は「女性的」と例えられることが多く、「ワインの女王」と呼ばれるのだそうです。そして、シャトー(醸造所)ごとの格付けになっているようです。
一方、ブルゴーニュ地方は、気温の変化が大きく、日照量は少ない・・・それで、完熟前の酸味の強い葡萄を使って、低音でじっくり熟成させて白ワインにするそうです。どっしりした中にも繊細な味わいがあり「ワインの王様」と呼ばれているそうです。ひとつの畑で複数の生産者が作っているようで、畑+生産者の格付けがなされるようです。
ワインの歴史は相当古いようです。レオナルド・ダヴィンチの「最後の晩餐」の場面にも登場しているとか・・・。キリストが「我が血」と言った故事から、キリスト教の普及と共に教会を通して良質のワインが作られた歴史もあるそうです。
私はワイン党ではないので、先ずはビール、そして、酎ハイです。お酒は弱くなりました。
薔薇がきれいに咲いていました。
このやや萎んだ実は何でしょう?