【9日】ストロベリームーンだという。初めて知りました。
早速ベランダへ出て眺めてみると確かにいくらか赤いような月。
写真も撮ってみました。どうせ撮れっこないのだから、よせばいいのに・・・・
赤っぽいどころか見ての通りのぼやけた月になってしまいました。
前日の8日、ふと見るとまん丸の月。まだ暗くはなっていない空に薄い雲が流れ、
見えたり隠れたりする月の様子に風情がありました。
【10日】時の記念日。
大正6年の6月10日に制定されたそうです。
時間の大切さを感じようと作られた記念日なのだとか。
由来は古く、「日本書紀」に記述されている一説にまでさかのぼるようです。
671年4月、「漏刻」と呼ばれる水時計が完成、人々に時刻を知らせるように
なった。その日を現在の暦に換算すると、6月10日に当たることから、
この日が時の記念日に定められたのですね。
時間を大切に感じる・・・・といっても、現代ではどんなものでしょう?
時間に追われ、あるいは振り回されて、大切に感じるどころではないのが
大方の実情ではないでしょうか。そうした忙しい時の流れについて考え直して
みるのが、現在の時の記念日の意義かもしれませんね。
余談ながら、私の場合についていえば、時間ときいて先ず頭をかすめるのは
「人生の持ち時間」のこと。すでに大半は使い切り、残りは限られている。
それだけに、一日一日、たった今のこの時も大切な時間とよくわかります。
でも、結局は「わかっちゃいるけど」で、何となく徒に時が過ぎていくような
日常です。反省してもいまさら改まるとも思えない。
「風の吹くまま、気の向くまま」をよしとしましょうか。