5月9日の読売新聞の記事でした。
東京五輪・パラリンピックに向けて、案内用図記号「ピクトグラム」が
見直されるとのこと。新たに16種を追加、5種を変更、2種を旧と新の
併用などにしてJIS(日本工業規格)に登録されるようです。
「コンビニエンスストア」「自動販売機」「「無線ラン」「充電コーナー」など
新たに追加されるマークには時代が反映されていて面白いですね。
「変更を巡って注目されたのが、日本人にはおなじみの温泉マーク」とのこと。
そういえばいっとき話題になっていたでしょうか。
日本の温泉マークは、外国人からすると、暖かい料理を提供する飲食店に
見えるのだそうです。
今回の見直しによってJISに登録されるマークは、現在の136種類から
152種類と増えるそうです。
ちょっとネットにあたってみただけでも、ま~、いろいろあるのですね。
なっといってもおなじみはトイレのマークでしょうか。
外出時にお腹の調子が悪いことも多々あって、私には必要不可欠のマークです。
駅や商業施設、デパートなどで、このマークはそれこそ強い味方、頼りになる
存在、何度も救われたような思いがしたものでした。
だって、「トイレはどこでしょうか」と訊かなくても済みますものね。
「非常口」を示すマークも日頃から気を付けてみておきたいものです。
ピクトグラムが生まれたきっかけは、1964年の東京五輪だったそうです。
当時は39種類、それが今回の改正で152種類、4倍近くになったのですね。
「絵文字でのコミュニケーションの幅は広がっている。ピクトグラムが世界言語に
なりつつあることを証明していると言えるだろう」という言葉も新聞には
ありました。確かに「世界言語」と言えるのかもしれません。