25日、久し振りに東御苑をひとまわりしてきました。
晴れた日でしたが、ツクツクボウシが鳴き、虫の声がきこえる苑内は
すっかり秋の気配に満ちて心地良い散策になりました。
あのツクツクボウシの鳴き声って、いいものですね。
真夏の賑やかなセミの声とも違って、哀調をおびているようでしんみりと聞こえます。
あちらこちらでヒガンバナが咲いていました。
群生して咲いているところはないのですが、広い苑内、ほどよく彩りを添える・・・
そんな感じで咲いています。
マンジュシャゲとも言いますね。
マンジュシャゲとは、梵語で「赤い花」という意味だそうです。
この花は、気温が18℃から20℃になるといっせいに咲き始めるとか。
そのために昔から秋の種まきの目安などにもされてきたそうです。
赤と黒、間近でほんの一瞬のこと、間に合った、撮れていました。
遠くへ飛んでいってしまったのを尚も追い掛けて・・・・・・
オミナエシやキキョウが僅かにのこっていました。
女郎花 秋野の風に うちなびき 心ひとつを たれによすらん
ヤマハギも殆ど花はこぼれ落ちていました。
黄色いチョウがしきりに舞っているけれど、なかなか止まってくれない。
目がまわりそうになりながら根気よく待って、止まったところを、はい、パチリ!
写真はいっぱい撮ってきました。そのうちまたのアップです。
この日、約9000歩、これまた久し振りによく歩いた一日でした。