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読書のこと

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山本兼一作品はひとまずこれで終了です。
山本作品としては私には馴染めない内容でしたが、この本に登場する持統天皇や
藤原不比等が誘い水のようになって「そうだ、古代史を読もう!」と、私の読書は
いっきに古代史の方へ流れが変わりました。

幸いなことに古代史を扱った黒岩重吾の作品が本箱にのこっていました。
もう何十年も前のこと、30代の頃だったか、古代史に興味を持った時期がありました。
たまたま読んだ1冊の本、黒岩重吾の「天翔る白日 小説大津皇子」の感動があって、
他の黒岩古代史作品も読んでみたいということになり、本を買い求めていたのですね。

ところが、私の生活環境がかわり、仕事を持つようになって、読書どころではない、
ゆっくり本を読む時間などなくなってしまいました。
本箱の本も大半を処分してしまいました。
けれども、「手放せない本」というのはやはりあって、黒岩作品もその中にのこっていました。まさか再び手にとるとも思ってもいなかったのですが、ラッキーなことでした。


そういうわけで。私の読書はこれから日本の古代史が舞台です。
推古天皇、聖徳太子、藤原不比等、蘇我入鹿、中大兄皇子(天智天皇)、大海人皇子(天武天皇)、弓削道鏡などが主人公として登場する上下巻含めた10冊以上の本が控えています。
「憲法十七条」「大化の改新」「壬申の乱」「律令制の成立」など、学生時代にきいたことがあるような事柄がならぶ古代国家と大和朝廷の時代です。学校の勉強では面白くも何ともなかったけれど、これが小説、物語になると俄然面白くなるのですね。

暑くなると外歩きもあまりできないので、古代史の舞台を旅するつもりで読むことにしましょう。
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これはまた別の所で・・・・・雨の後で滴がきれいでした。
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by suirenn2 | 2015-06-07 12:31


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