少し前のこと、友達とお茶を飲みながらの話でした。
友達が町内会での葬儀に行ったときに「数珠の持ち方」について話題にした人がいたという。
いかにも得意げに喋るので友達は気に入らなかったようですが、興味は持ったようです。
それで、「数珠の正しい持ち方って、あるのかしらね~?」と・・・・。
勿論、そんなこと、私だって、「知りませ~ん!」
ただ、何となく気づいていたというか、私自身も多少興味を持っていたことはありました。
それはお葬式の時に目にすることですが、葬儀をとりしきる宗派によってお坊さんの数珠が違うこと、
また、数珠の持ち方も違っていることでした。
そこで興味のついでにそのあたりをネットで調べてみました。
宗派によって形、持ち方が異なることは確かにあるようです。
ただ、一般的には珠の少ない略式の数珠がポピュラーで、拘ることもないのですね。
数珠の輪を左手の親指以外の四指に入れ、右手を添えて合掌する。
移動するときは左手で持つ。正しい持ち方があるとすればこの程度でしょうか。
これは雑誌(おとなの仏教入門 宝島社)に載っていたものです。
自身の宗派の数珠を持ち、こうした掛け方や持ち方で合掌なさる方もいらっしゃるでしょうか。