いつの間にか9月も10日が過ぎてしまいました。
天候がはっきりせずデング熱のこともあって公園巡りなどは控えたままです。
「さ~、カメラ散歩」と張り切っていたのにその気持ちもすっかり萎んでしまいました。
何となく気分的にすっきりしないところへ従妹の訃報が届きました。難病でした。
治療法もなく医者からは余命を告げられていてどんなにか辛い闘病生活だったでしょう。
それでも、「余命なんて・・・・私はそれ以上生きてみせる」と気丈に言っていたのでしたが、その余命さえのこしての急逝でした。本当に急なことで、ドカンと一撃をくらったようなショックでした。
いくつかの難病についてはいちおう聞き知ってはいますが、身近なところでの現実は衝撃です。これだけ医学、医療が進歩した時代に治療法もないとは・・・・・改めて愕然とする思いでした。
告別式のあったその夜(9日)は月がきれいでした。
ベランダへ椅子を出して暫く眺めていました。
私の写真ではこの程度にしか撮れなかったのですが、まさに「今月今夜のこの月」・・・・
「こんなにしんみりした気持ちで眺めたことはなかった」と思いながらのお月見でした。
虫の声もいつにも増して涼やかな澄んだ音色できこえました。