牡丹 咲く

牡丹の原産地は中国北部から西部にかけての一帯である。
ところが、牡丹が中央の人々に知られるのは、七世紀末頃、唐の則天武后が
中国北部山西の牡丹を長安の都に移し植えてからのことといわれる。
牡丹という漢字自体、もとはマンリョウやカラタチバナを指すものであったのに、
則天武后時代以降、新参のボタンに当てられるようになった。

八世紀の玄宗皇帝の時代には、帝国の勢いが絶頂を極めるのと期を一にして、
長安の人々の牡丹愛好は盛りを迎える。英明をうたわれた玄宗皇帝は晩年、
楊貴妃に目がくらんで政治を誤る。この失政がもとで安禄山の乱が起こり、
大唐帝国の勢いにかげりが見え始める。今を盛りと咲き誇る牡丹の花には、
崩壊寸前、腐敗寸前の危うさともいうべき妖気も漂っているようだ。
                      -長谷川櫂著 「季節の言葉」-
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牡丹といえば・・・・
「立てば芍薬 坐れば牡丹 歩く姿は百合の花」が有名ですが、
他に「牡丹に唐獅子 竹に虎」というのもあるようです。安住の地という意味があるような?
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毎年、ある寺院で見せていただく牡丹・・・・
ここの牡丹が私は一番のお気に入り、今年も貸し切り状態で眺めてきました。
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散歩道の公園でも去年植えられた木がきれいに花をつけていました。
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by suirenn2 | 2014-04-19 11:35


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