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梅には「花梅」と「実梅」があるという。
一口に「梅」と言っても300以上もの種類があるそうですから素人にはとても区別はつかないけれど、実梅の「生理落下」という現象は面白いですね。
実がつき過ぎると木がエネルギーを大量消費してしまう、それで自身を傷めてしまわないように、
バランスを保つために余分な実を振り落とす・・・・。
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昨日は久し振りの青空に誘われて少し歩いてみました。
目につくのは梅、風が強かったにもかかわらず「どこ吹く風」といった感じで
凛として咲き誇っていました。
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平安、奈良時代は花見といえば梅で、梅の方が好まれたそうです。
万葉集でも梅の方が多く詠われ100首以上、それに対して桜は40首くらいとか・・・。
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平安時代にはこの花を「ムメ」と表記する書物が多く、これが別名になったようです。
菅原道真の「東風吹かば にほひおこせよ 梅の花 あるじなしとて 春な忘れそ」の歌とともに、「飛梅伝説」が有名ですが、この故事から「忠実」という花言葉が生まれたそうです。
また、この故事に由来するのでしょうが、「大宰府天満宮」をはじめ「北の天満宮」
「大阪天満宮」など、梅の花は天満宮の「神紋」にもなっている。
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期待していた「梅にメジロ」、今回は空振りでした。
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by suirenn2 | 2014-02-17 11:47


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