乙 女 の 味

「夕食はビールが御飯がわり・・・」と友人のkさん。ビールとおかずで、御飯は食べないとか。
米も麦も同じようなもの、いうことらしい。確かに、原材料の殆どを占めるのは「大麦」、ビール
用に粒が大きく、皮を薄く改良した「二条大麦」。この大麦が発酵したのが「麦芽」ですね。

細かく砕いた麦芽と湯、煮た米を混ぜると、麦芽の酵素の働きで「麦汁」が出来る。この麦汁
に「ホップ」を加えると、あの香りや苦味が出てくるわけです。この後、麦汁を冷やして酵母を
加えて発酵し、「熱処理」で酵母を取り除き、0度じっくり熟成させたものがビール。熱処理を
しないだけの違いなのに「生ビール」は格別の味、不思議なものです。

麦芽と並んで大事なのが「ホップ」。桑科の植物とか。古代から胃腸薬、鎮静、抗菌、催眠
などに使われていた薬草のようです。株によって「雄」「雌」があり、ビールに使われるのは、
「雌株」に咲く「雌花」。それも未受精の「乙女花」。この乙女花が分泌する花粉のような粉が
香り、苦味、さらには美しく澄んだ色合い、泡立ち、泡持ちを良くする・・・・・。大びん1本に
そんな乙女花のホップ(乾燥させたもの)が10~12個使われているそうです。

「おーい、ビール!」なんて言わないで、殿方よ、こころして味わって・・・・・・。
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by suirenn2 | 2005-06-26 23:22


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