テープなどに録音した自分の声、「えっ、私って、こんな声?」と思ったことはありませんか。
普段、自分自身で聴いている声とずいぶん違いますね。でも、テープから流れる声の方が、
社会に通用している謂わば身分証のようなもの。厭でも認めないわけにはいきません。
普段きいている音(声)は、空気の振動によって、耳から(外耳から中耳)鼓膜に達して聞こえ
る空気伝導。それに対して、自分の声というのは、頭蓋骨の方を介して耳の骨を振るわせて
自分に伝わっているのですね。骨伝導、というのだそうです。音の性質が、まったく異なるわ
けです。違って聞こえて当たり前・・・・。
二人とも元アナウンサーという友人夫妻。頼まれて商店街の宣伝放送をやっているのです
が、「自分の声を聴くのは勉強になる」と。自分の喋り方をチェックするには、やはり、録音して
聴くのがよいのでしょう。二人とも「声」がいいのでね。それだけでも羨ましい限りなのに、訓
練を怠ってはいないようです。
魅力的な声の持ち主といえば、クラーク・ゲーブルがそう言われていました。でも、なんと
いってもイ・ビョンホン、彼の声は最高!