去年、くも膜下出血で倒れた友人のAさん、まだリハビリが続いていますが、めざましい回復
ぶりです。飲み会にも出てきてくれるほど。それでも、やはり食べる物には気をつかい、塩分
の摂りすぎにならないように神経をつかうとか。漬物が好物だったので、一日沢庵にして2切
れが限度とは「つらい」と言ってました。
うどんの汁の濃い薄い、関西と関東の違いでよくいわれます。関東や東北は、一般に味が
濃いようです。関西は、古くから京都に都があり、大阪、堺など商業都市もあり、貴族、町人
の文化が発展して、上品な味わいを作り出してきたのでしょう。それに比べて関東は、江戸
幕府が開かれるまでは、まだまだ辺境の農村地帯。農作業、いわば肉体労働に携わって
いたので、塩分の濃い食事が必要とされた・・・・とか。
最近は、塩分控え目、調味料は「減塩」、薄い味付けの家庭も多いようです。家族のことを
考えると、急に薄味には出来ない、とAさん。濃い目のしっかりした味付けが好きだったよう
で、確かに急に薄味は無理がある。「日頃から気をつけて」と言われ、頷いてはみたものの
実行にはいたっていません。皆さんのご家庭では、いかが・・・・?