数日前、晴れた日に撮った散歩道の桜です。
「撮っておいてよかった!」、昨日も同じような道を歩いてみたのですが、
花はもう散り始めていて、しかも曇り空、写真はくすんでしまって絵になりません。
撮るのはやめました。毎年、近所の桜も楽しみで写真に収めるのですが、今年は
たいして摂らないままに終わってしまいました。
お天気さえ良ければ大勢の人で賑わったでしょうに・・・・
閑散としたお花見風景です。
桜を摂っても仕方がないので、他にお花を探しながら歩きました。
膨らみかけた「花蘇芳=ハナズオウ」が目につきます。
この花の色が染料の蘇芳の色に似ているところから花名がつけられたとか・・・・。
また、ヨーロッパでは「ユダの木」とも呼ばれ、銀貨30枚でイエズスを売ったユダが
後悔して首を吊ったのがこの木と言われて、「裏切り」という花言葉にもなったとか・・。
梅も種類が多いようですが、これは「思いのまま」でしょうか。
赤、白、ピンク、ぼかしなど、1本の木に思いのままに咲かせるようです。
「蜆花=シジミバナ」、シジミの身に見立てた命名らしい・・・・
中国原産、中国では花のくぼみを「えくぼ」に見立てた呼び名があるようです。
散歩道ではいまのところ1か所でしか見られない珍しいお花です。
「花海棠=ハナカイドウ」も目につくようになりました。
これも中国原産で、美女がうつむく姿、眠る姿を形容する時によく例えられる花とか・・・。
中国では「睡絲海棠=スイシカイドウ」と呼ばれ、楊貴妃が酒に酔って微睡んでいる姿に
喩えられるそうです。
これからは「枝垂れ桜」も楽しみでしょうか。