わが街の桜も開花宣言です。
昨日、4~5輪花をつけている木をみつけました。
桜の開花宣言は、都道府県で決められている「標準木」によってなされるようで、
東京では「靖国神社」にその標準木があるのはよく知られています。
各地の気象台に近く、あまり環境の変化のないところの木が標準木に選ばれているようです。
辛夷も満開で、明るい陽射しに映えて輝いていました。
源平合戦の時代・・・・・
源氏と平家の最後の合戦といわれた「壇ノ浦の戦い」に敗れた平家の落ち武者達は、
追っ手に追われながら命からがらやっとの思いで九州(熊本)の山の中まで逃げのびた。
けれども、ある朝、ふと山の麓をみると、自分達を取り囲むように真っ白に染まっている。
落ち武者達は、白い旗を掲げた源氏の大群が追ってきたのかと思い、「もはやこれまで、
逃げのびることはできない」と全員が自決して果てた・・・・・
山を真っ白に染めていたのは、辛夷の花だったのですが、敗残の落人の目には源氏の
白い旗に見えたのでしょう。
満開の辛夷の真っ白な花をみると、いつもこの悲しい伝説が浮かんできます。
前にもブログでどこかで書いている話ですが・・・・・
咲きたての初々しい白木蓮、友人宅で撮らせてもらいました。
何度もアップしましたが、写真に撮るのは今年はこれで最後かな・・・・?
この寒緋桜もそろそろ見納めでしょうか。