「ファストフィッシュ」なる商品の販売が始まったようです。
あらかじめ骨など取り除き、調理の手間も省いて手軽に簡単に食べられる魚類。
日本人の「魚離れ」が言われるなか、魚の消費拡大のために水産庁が提唱した取り組みで、
ファストフードにちなんで「ファストフィッシュ」なる名称になったとか・・・・。
新聞の投書欄などを読むと、当然、賛否両論があります。
どちらも尤もな意見で、便利で使いやすいのは結構なこと、
また一方、安易に便利さにとびついてよいかといった指摘も、当然のこと。
私としては、電子レンジでチン、それで美味しい魚が食べられるなら大歓迎です。
ただ、これから育っていく子ども達にはどんなものでしょう?
サンマ、アジ、イワシなどの魚を、箸を使って丁寧に身をほぐしながら食べる・・・・
或いは、イワシの丸干しなど骨ごと食べる・・・・・子どものうちから教わって、
こういう食文化は身につけてほしいですね。
「この魚には骨がある」、昔、昔にみた映画での台詞、
お姫さまが町人の家で食事をする場面だったと記憶していますが、
お姫さまが言うから面白いのであって、子ども達がこんなことを言うようでは・・・・?