一昨日(20日)、NHKテレビ「鶴瓶の家族に乾杯」では「幸せの国ブータンSP」として
ブータンの様子が紹介されていました。
ちょうど右の本(講談社文庫)を読んだばかりなので、
テレビに映し出される何もかもが興味深く、食い入るように見入ってしまいました。
本を読んだ感動そのままに、画面から伝わってくる素朴さ、ゆったり感、人々の澄んだ笑顔など、いまでも目に焼き付いています。
ブータンといってもついこの間まで「そんな名前の国があったな」くらいのことしか知らない国でした。国際連合加盟が1971年といいますから、開国してまだ30年くらいです。しかも世界の大国というような国ではない、大田区と同じくらいの広さの国といいますから小国です。テレビや新聞の情報網には載らず知る機会もなかった・・・・。
けれども、今、ブータンは世界の注目の的です。
GNH(国民総幸福量)という考え方、この新しい概念が世界中から注目され、
国際的なセミナーなども開催されて、各国から多数の研究者が集まっているそうです。
私たち日本人には、ブータンの国王ご夫妻が来日されて、東日本被災地をお見舞いしてくださったご様子が強い印象としてのこっているでしょうか。
ともかく、本当に幸せに豊かに暮らすとはどういうことなのか・・・・・
本を読みテレビをみながら考えさせられることでした。