江戸城の天守閣は、慶長11年(1606年)と翌年の2年にわたって建設され完成したそうです。
その後、元和8年(1622年)、寛永14年(1637年)、承応2年(1653年)とたびたび修築され、
天守閣の基礎石積みは、44メートル四方、高さ18メートルで、その上に金色のシャチを頂く
五層の天守閣がそびえていたそうです。しかし、明暦3年(1657年)の大火で焼失・・・・
以後、再建されることなく現在に至っているようです。
天守閣といえば権威の象徴みたいなもの、再建計画は当然あったようです。
それを、大火後の復興会議で、初代会津藩主でもあった「保科正之」が反対した・・・・。
「平和な今となっては、ただ展望する場所というだけで軍事的な意味はもたない、
自らの権威を示すだけのために貴重な財源を使うべきではない」・・・・
このような経緯があったことを、先日、保科正之をとりあげたテレビ番組で知りました。
何という英断でしょう、今までただ眺めていただけの天守閣跡、石積みも格別輝いて見えるようです。
ちなみに、現在、認定NPO法人「江戸城再建を目指す会」によって再建運動も行われているようです。
トチノキ、ホオノキ、トベラ・・・・・東御苑でも咲いていました。
ここのカウミアは真っ赤です。
ツツジの花も終わって緑一色になりました。
また居ましたよ~、首が長いこと!