今頃咲いている雑草のこの花・・・・・・
私は「姫女苑=ヒメジョオン」とばかり思っていました。
この名前しか知らなかったのです。
でも、これは、「ハルジョオン」とか「ハルジオン」とか呼ばれてもいますが、
「春紫苑=ハルシオン」が正しいようです。
ヒメジョオンが咲くのは6月以降と言われていますから・・・・・。
ところで、このハルシオン・・・・・
元々は園芸用植物として大正時代にアメリカから輸入されたそうです。
「ピンク・フリーベイン」という名で、当時はお花屋さんの店頭を飾っていたこともあったような・・・。
それが次々と新しい花が溢れるようになると、ハルシオンは「貧乏草」と言われるまでに
見捨てられてしまった。やむなく大地に根をおろしたものの有害な植物として更に嫌われ
除草剤でさんざんに駆除されたとか・・・・。そうして、除草剤に駆除され続けているうちに、
しかし、ハルシオンは、除草剤にも負けない突然変異体を作り今に生き残っているそうです。
農薬に対する抵抗性は昆虫ではよく見られることだったようですが、
昆虫ほど世代更新が早くない植物では発達しないだろうというのが定説だったようで、
ハルシオンはその定説を見事に覆した植物だったわけですね。
以上、最近買った
「身近な雑草の愉快な生き方」という本で知ったことでした。
この本、面白い、題名通りまさに身近な雑草の愉快な生き方に目からウロコ・・・です。
機会がありましたら、是非、どうぞ! (稲垣栄洋 三上修 画、ちくま文庫)
「釣鐘葛」、散歩道でも見かけるのは珍しいお花です。
独特の風合いや匂いから「カレーパイン」とも呼ばれているとか・・・・・。
「箱根空木」、箱根の名がついていますが、箱根では僅かに低地で見られる程度とか・・・
「銭葵」、この花はハーブティに利用されるそうです。
何の花でしょう?
「山法師」、まだ咲き始めで緑色ですが、やがて白くなって・・・・・
またまたサクランボ・・・・