今年の漢字に「新」が選ばれました。
「新政権」「新型インフルエンザ」の印象が強かったのでしょうか?
それとも、「新しい」というイメージで希望的意味がこめられているのでしょうか?
時節柄「新年」「新春」、お年玉用に「新券」「新札」などの言葉が浮かんできます。
私自身は、さて、自分用に今年一年を漢字で表すとしたら・・・・・・?
何気なくそんなことを思ったら、ふと浮かんできた漢字がありました。
「
掌」です。「てのひら」「たなごころ」としての「掌」です。
そして、「合掌」、掌(てのひら)を合わせることの「掌」でもあります。
じっと掌を合わせる・・・・・実際にはそうしたりしなかったりですが、この一年ほど
その思いを強く持った時は、70年近い越し方を振り返っても他にはなかったと思います。
言い換えるなら、この歳になってやっと少しは
まともになってきたということでしょうか。
70年近くかかってわかることもある・・・・
歳をとるのも悪くない・・・・・最近はそう思うことも多くなりました。
「小石川後楽園」の帰途、「神楽坂」をぶらっと散策してみました。
昔、昔・・・・こちらの方に親戚の家があり、何回か訪ねて以来・・・・・
「神楽坂」という通り坂の街ですが、JRの「飯田橋駅」前から真っ直ぐ伸びた「神楽坂通り」の坂道には「えっ?」という思いでした。
坂道の感覚がもうすっかり記憶から失せていました。
神楽坂の街は表通りから横丁を入ってみるのがお勧めです。
贔屓のお客さんも多い有名な旅館だそうです。
石畳の細い道が花街の雰囲気を感じさせます。
雰囲気だけでも味わっていただければ・・・・・
日蓮宗の寺院です。
飯田橋界隈です。