絵画展 目黒区美術館 7月28日

楽しみにしていた友人Hちゃんの絵画展へ行ってきました。
今回のHちゃんの出品は3点、もう何回もみせていただいているのですが、
訪れる度に何か発見があって、それが私なりの楽しみなのです。
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今回は「夏の日」と題する人物画が、ふっと惹かれるものがあって印象的でした。
モデルさんはもとよりまったく知らない女性です。ところが、絵をひと目みるなり
親近感のようなもの、愛らしさに気安く声をかけたくなるような気持になり
とても惹かれたのでした。

声にはならないけれど心の中で何か話しかけている、そんな感じだったでしょうか。
この「絵と会話ができる」ような感じは、絵をみる場合にとても大事なことではないか
と私は思っているのですが・・・・・。

ひと通り見終わった後は目黒川沿いの日本料理店での昼食、鰻丼でした。
但し、小丼、鰻は半身くらいでしたが美味しかったです。
その後は、目黒では有名というフルーツを扱うお店で「フルーツパフェ」を・・・・
並んで待たないと入れないほど有名なところとか、フルーツパフェは
ボリュームがありしかも美味しくて、「なるほど」と人気の理由に納得でした。

Hちゃんのお友達共々のの楽しいひとときでした。
このところ出歩いていないので私には大いに暑気払いにもなりました。
ご一緒の皆さま、ありがとうございました。
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名前がわかりません。
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# by suirenn2 | 2017-07-29 11:39 | Comments(6)

夜の蝉

蝉の鳴き声がきこえるようになりました。
数日前、朝起きて戸を開けたらすぐ近くで鳴いている。
けれど、8時過ぎになると近くではもうきこえません。
家の前での建設工事が始まり、ドタンバタン、蝉も騒音で寄ってもこない。
そのかわりとでもいうように、夜になるとどこからともなく聞こえてくる。
まるで合唱でもしているような鳴き声・・・・

今や都会では夜鳴く蝉は珍しいことでもなんでもない。
たいていの人がその理由も察しがついていることと思われますが、
ちょっと興味をもってネットであたってみました。

生態学に詳しい林正美さん(埼玉大学教授)のお話。(赤線は私が記す)
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タイのバンコクなどでは「蝉は夜鳴くもの」と決まっているらしい。
日本でもそのうちに特に都会ではそういう傾向になってくるのでしょうか?
 
こんな話からいつも思い浮かんでくるのは、金田たつえさんの歌。
前にどこかでブログアップしていますが・・・・
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作詞の萩原たかしさんは私が作詞を学んでいた頃の同人誌の同人、
お目にかかったこともないのですが、いつも上位にランクされる方でした。
この歌が発売された当時、「夜の蝉」というのはまだあり得ないことだったような?
それだけにタイトルも、「胸をふるわせ夜鳴く蝉は」「命じぼって夜鳴く蝉は」と
いったフレーズも新鮮で幻想的、強烈な印象だったのを思い出します。
いまになってみると、「夜鳴く蝉」といった語句のインパクトは薄れてしまう。
勿論、それで歌の価値がかわるものではありませんが、つくずくと歳月を感じる
というか、近年の気候の激しい変化に思いいたるのです。
# by suirenn2 | 2017-07-27 13:02 | Comments(2)

飛鳥学講演会 よみうりホール 7月23日

澤田瞳子さんの作品は好きで殆ど読んでいるでしょうか。
もう大好き!大ファンといっていいでしょう。
どの作品も感動とともに印象深くのこっていますが、特に仏師「定朝」を
主人公にした「満つる月の如し」は、いまでも思い出すとじ~んと胸が
熱くなってきます。どの作品からも感じられる作風の清冽さのようなものが
私の好みにあっていて作品に惹かれるのかもしれません。

その澤田瞳子さんの講演があるという。早速応募して出かけてきました。
唯々澤田瞳子さんを一目みたいというミーハー的な単純な理由でしたが・・・・
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講演は面白かったです。いままできいたこともない私には新鮮なお話でした。
我が国で最初に出家したという「善信尼」という尼僧のお話です。

日本に仏教が伝来した当初、仏法の正式な修行者として3人の女性が選ばれた。
この3人の女性は、やがて留学生として百済へ渡り、さらに修行して受戒を得て
2年後に帰国、仏教寺院で多くの人を出家に導いた・・・・
日本の仏教の礎になったのが、「女性」であったということに、これはもう
私には驚愕的なこと、本当に驚きでした。

飛鳥時代、「日本書紀」の記録では、当時、寺46所、僧816人、尼569人、
計1385人の僧尼がいたという。
仏教の興隆期に寺が建てられ多くの僧がいたことは想像できることでしたが、
尼僧が「569人」もいたとは思ってもみないことでした。
仏教といういわば「知的集団」、何となく男性優位と思われがちなのですが、
決してそうではなかったのですね。

澤田瞳子さんのお話は弁舌爽やか、時に笑わせて、作品から感じられる清冽さなど、
そのままのお人柄も見受けれるようで素晴らしいものでした。
最初の講演、清水昭博氏(帝塚山大学教授)のお話、出土した瓦からの考古学
アプローチもわかりやすく面白かったです。

     いまから1400年の昔となる飛鳥時代は、女性が大いに活躍し、
     輝いた時代でありました。女帝が次々と誕生し、女性ならではの
     感性で政治を行いました。また宗教や文学においても、女性たちの
     躍進ぶりには目を見張るものがあります。日本が国家として歩み
     はじめたとき、なぜ彼女たちが時代を力強く牽引したのでしょうか。
     その答えは、きっと飛鳥にあり、日本の女子力の原点があるはずです。

パンフレットにあった文章を最後に載せておきます。
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# by suirenn2 | 2017-07-26 12:12 | Comments(2)

読書のこと

相変わらずの読書三昧です。
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この中に「溟い海」という作品が収録されていて、どうしても読みたいので
早速買って読んでみました。藤沢周平にとっては初期の作品のようです。

「溟い海」は晩年の葛飾北斎の姿を描いた作品です。
「富嶽三十六景」を描いて評判になり一躍人気絵師になったものの、
その後の「富嶽百景」は不評で、人気も落ち目になってきた。
そんなところへ「東海道五十三次」を描いて大評判の歌川広重が登場してくる。
この広重に対する凄まじい嫉妬心、やがてはそれが敵意にもなり、ならず者を
巻き込んで広重を襲撃しようとする・・・・・

私は北斎の「富嶽三十六景」は好きで、展覧会などにも出かけていました。
緻密に計算されたような斬新な構図には唯々感心して見入ったものでした。
天才的とも思えるようなそんな北斎が、なぜ広重の「東海道五十三次」に
殺意さえいだくような敵意を剥き出しにしたのか・・・・・?

当然のことのように次に興味が向いたのは「東海道五十三次」、その絵です。
「どんな絵なの?」、みたことがあるような、ないような・・・・・?
2~3日頭の中で燻っていたのですが、なんと我が家にその絵があったのです。
2011年から2012年にかけて読売新聞の読者サービスとして額絵シリーズ
が配布になり、それが保存してあったのでした。

横37㎝×縦26㎝あまりの複製画、全55枚のコレクション。
驚きました。これがどれも素晴らしいのです。本当に素晴らしい!
いっとき北斎の「富嶽三十六景」も霞んでしまうような感動でもありました。
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藤沢周平の作品を読むとき、いつも深く心に沁みる入るのは美しい風景描写です。
今回、広重の絵に接して、そのあたりの作風の意味がわかるような気もしました。
そして、だからこそ対極的な北斎についても、内面深くまえで踏み込んで描くことが
できるとというものなのでしょう。まさに作家の力量でしょか。

「溟い海」は私にとっても発見というか、新たなものの見かたを教えてもらった
忘れがたい作品になりました。
# by suirenn2 | 2017-07-20 12:13 | Comments(2)

よく見る よく聞く よく考える・・・

またまた新聞記事から拝借です。
私は政治的には無党派ですが、お友達との付き合いで共産党の機関紙、
「しんぶん赤旗日曜版」をとっています。
この新聞に時々「四季折々」と題した吉沢久子さんの文章が載っていて、
毎回読むのが楽しみ、そして、読むたびに清々しい気持ちになるのです。

7月9日号の「若い頃よりよく見える」という文章もそうでした。
自分一人で読んだだけでは勿体ない気がして、一部拝借してご紹介します。
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暑くてウダウダ過ごしているときだけにピシッと「喝」を喰らったようでした。
吉沢久子さんは確か100歳くらい? 人間、その生き方に年齢は関係ないとは
思うものの、なんと瑞々しく溌溂とした生き方でしょう!

「心の目」「心の耳」といった言葉が深く胸に響きました。
誰でもが簡単に真似のできることではないにしても、意識して心がけたなら
見えてくるもの、聞こえてこるものはいっぱいあるのでしょう。
せっかく生きているのだから、ボヤッとしていてはもったいない。
よく見て、よく聞いて、よく考えて・・・
」、そうありたいものですね。
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朝開いたハスの花が夕方まだのこっていました。
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デュランタ、この紫色に惹かれます。
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ガード下でおじさんもひと休み・・・・
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月がきれいでした。
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# by suirenn2 | 2017-07-17 11:53 | Comments(0)

メダカ イケメン好き そうなのかしら?

また新聞記事を拝借です。(読売新聞 7月12日夕刊)
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見出しに惹かれてこういう記事にはぱっと目が向きます。

    メスのメダカはオスの「顔」を認識している。
    メスのメダカは見慣れたオスを好む傾向がある。

愉快ですね~。顔を見ながら「あら、なかなかいい男じゃないの」とか
「この顔、好みじゃないわ」とか「不細工だけど優しそうな目をしてる」とか
あれこれ品定めしてるのかしら? ふと「源氏物語」の「雨の夜の品定め」の
場面が浮かんできました。

それにしても、あんな小さな魚のどこにこうした認識力があるのか?
高度といわれるこの「顔認識」のメカニズムが解明されることを期待しましょう。
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ある日の夕空・・・・
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# by suirenn2 | 2017-07-14 11:09 | Comments(4)

演歌のこと

読売新聞(7日夕刊)の記事でした。
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この方のお気持ち、書かれていることがよくわかって印象にのこったのです。

実は私はこの方と違って演歌は好きでした。
ところが、まだ若い頃、「知性がない、品がない、泥臭い」といった言葉に
晒されたことがあり、すっかり気圧されてしまい、以来「演歌が好き」とは
言わないようになってしまった。若さゆえの「気取り」もあったでしょうか。
「演歌が好き、演歌はいい」とそれこそ自他ともに認めるほどになったのは
もう40を過ぎてからのことでした。

そして、ブログを開設した早々には書いてもいるのです。
ここにその時の一文が載っています。

昨夜のテレビ(BS-TBS)の歌番組はよかった!
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何といっても「船村演歌」です。歌がうまいというだけでは深い味わい、余韻、
余情といったものまで歌いきれない。その点、五木ひろしさんはうまいですね。
元々歌のうまい歌手でしたが、年齢を重ねてきて歌に情感が滲み出るように
なってきたと感じます。

6時30分から9時まで、ちょうど夕食時でもありました。
箸を休めて見入ってしまったりで、ダラダラしたはしたない食事に
なってしまいました。
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花開く前、初々しい感じ・・・
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# by suirenn2 | 2017-07-09 12:04 | Comments(4)

読書のこと

過日、藤沢周平の「漆の実のみのる国」のことをアップしました。
上杉鷹山を書いた長編小説です。心の底の底まで沁み入るような
味わい深い素晴らしい作品でした。上杉鷹山については「これを読めば充分」と
思っていました。

ところが、たまたま本屋さんで目について、これも読んでみる気になったのです。
同じ人物を扱っていても、作者が変わればまた違った面が見えてくるかもしれないと思ったからです。作者が童門冬二であることもきっかけになりました。
よかったです。やはり、感動の物語でした。
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上杉鷹山は上杉家の人物ではありません。日向(九州)高鍋の秋月藩という
小さな大名家の二男坊。縁あって上杉家に婿養子に入るのですが、上杉家と
いえば上杉謙信を始祖とする名門の大名家。とはいえ、名門とはいいながら
財政破綻で困窮し、お家はもう潰れかけてかけている状態でした。
こんな状況のなか、鷹山は17歳の若さで当主の座につくのです。

要するに物語は、この若き当主が72歳で没するまで、その生涯をかけて
米沢藩上杉家を再興する話。そこには当然波乱万丈のドラマがあるのですが、
そうしたドラマを通して見えてくる上杉鷹山の姿に胸を打たれるのです。

「漆の実のみのる国」を読んで以来、「美しい」という言葉、「美しいとは何か」といった想いがずっと頭に焼き付いています。今回も、改めて感じたことでした。
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最近の写真から・・・・
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# by suirenn2 | 2017-07-08 11:58 | Comments(0)

杞 憂 ?                                ・

古代中国「」の国の人が天が落ちてくるのではないかと寝食も忘れるほど
心配したという故事、「杞憂」という言葉の語源にもなって、「取り越し苦労」
の意味であることはよく知られています。

まさか天が落ちてくるとは本気で思うわけでもないけれど、九州地方の豪雨、
そして、北朝鮮のミサイルには、杞の国の人たちの気持ちがわかるような気がしました。まるで天が落ちてきたような、或いは落ちてくるような襲撃でした。

豪雨についてはまだ厳戒態勢です。雨も降らなければ困ります。
でも、「降ればいいってもんじゃない!」とつい口のなかでぼやいてしまう。
「お見舞いを申し上げます」というのが礼儀なのでしょうが、そんな言葉も
却って空疎なようで気がひけます。

ミサイル発射については外交努力も効き目がないような・・・・
日本へ落下することも「杞憂」とは言っていられないような・・・・
私は臆病者なのでそんなこともちらっと頭をかすめたりします。
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何の花でしょう?
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# by suirenn2 | 2017-07-06 10:46 | Comments(4)

新聞記事から

今朝(3日)の読売新聞のトップ記事です。
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各紙とも似たようなものでしょうか。
予想はついたことで、私としては「特に感想もなし」、それが正直な気持ちです。

それよりも、こちらの記事の方が目をひきました。
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残念でしたね。でも、社会面には藤井四段のこんな言葉が載っていました。
     「ここまで連勝できたのは、自分の実力からすると出来すぎ。
      もっと強くなって、ファンの方に楽しんでもらえる将棋を
      指せるように頑張りたい」

身体中をすぅ~っと風が吹き抜けるような爽やかな気持ちになりました。

毎年のことながらマンションの「高齢福祉」担当の方がチラシを届けてくれました。
区の方から配布される「熱中症予防」と「振り込め詐欺注意」のチラシです。
家のマンションも高齢者が多いので1軒1軒回るのも大変なことでしょう。
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改めていうまでもないことですが、お互い、気をつけましょう!
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# by suirenn2 | 2017-07-03 11:44 | Comments(2)