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数珠の話

少し前のこと、友達とお茶を飲みながらの話でした。
友達が町内会での葬儀に行ったときに「数珠の持ち方」について話題にした人がいたという。
いかにも得意げに喋るので友達は気に入らなかったようですが、興味は持ったようです。
それで、「数珠の正しい持ち方って、あるのかしらね~?」と・・・・。

勿論、そんなこと、私だって、「知りませ~ん!」
ただ、何となく気づいていたというか、私自身も多少興味を持っていたことはありました。
それはお葬式の時に目にすることですが、葬儀をとりしきる宗派によってお坊さんの数珠が違うこと、
また、数珠の持ち方も違っていることでした。

そこで興味のついでにそのあたりをネットで調べてみました。
宗派によって形、持ち方が異なることは確かにあるようです。
ただ、一般的には珠の少ない略式の数珠がポピュラーで、拘ることもないのですね。
数珠の輪を左手の親指以外の四指に入れ、右手を添えて合掌する。
移動するときは左手で持つ。正しい持ち方があるとすればこの程度でしょうか。

これは雑誌(おとなの仏教入門 宝島社)に載っていたものです。
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自身の宗派の数珠を持ち、こうした掛け方や持ち方で合掌なさる方もいらっしゃるでしょうか。
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by suirenn2 | 2015-02-26 11:40 | Comments(10)

多摩川散策

山梨県の笠取山を源流に130キロを旅した多摩川は東京湾に流れ着きます。
我が家の方は東京湾に近い下流域、多摩川の水も海の干満の影響を受けて
引き潮時はこんな感じ・・・・・川底が剥き出しになって拡がっています。
見慣れた情景ながら、自然のダイナミックな営みに改めて目をみはる思いです。
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トランペットでしょうか、風にのってメロディが聴こえてくる。
どうやらまだ初心者のよう・・・・・音が途切れてしまい、音色もイマイチかな?
そういえば、孫がトランペットを持ち始めたころ言ったものでした。
「練習するなら多摩川の河川敷がいいわね」
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河川敷のちょっとしたサロン・・・・・?
おじさん達の溜まり場になっています。
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ひと頃に較べると川原の住人は少なくなりました。
住む家がみつかって引っ越したのならいいけれど・・・・・・
近くを通りかかって「こんにちは」と声をかけると、思いがけず愛想のいい返事で
「写真か、いい趣味だね~」と言われたこともありました。
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土手にとまっていたバイク・・・・・初めて見ました。
多摩川は1級河川、なるほど、国土交通省の管轄、管理河川です。
川岸の方にパトロール員らしい人がみえました。
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上流方向へ歩いて行くと土手からはもう川は見えません。
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by suirenn2 | 2015-02-21 11:01 | Comments(12)

読 書

読後感の爽やかな作品でした。
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前に同じ作者の「銀二貫」を読んでとても印象深かったので、手にとってみたのですが、
期待を裏切らない読み応えがありました。

物語の面白さもさることながら、全篇を流れる清々しさ・・・・・
作風なのでしょうが、まるで清冽な水が流れているような清々しさがあります。
人が真っ当に生きる姿は読んでいて心地良いものですね。

さらさらっと軽く読める、その意味では重厚さの点で物足りないかもしれませんが、
日頃のちょっとした読書には、これはこれでリフレッシュにはなるものです。

私は知らなかったのですが、「関寛斎」は実在の人物です。
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司馬遼太郎は小説「胡蝶の夢」で、寛斎を「高貴な単純さは神に近い」と評しているそうです。
高貴、単純さ、神に近い・・・・さて、これらの言葉をどう読み解くか?
司馬遼太郎独特の複眼的なアイロニー(皮肉)なのか?

「胡蝶の夢」を読んでいないので早速読もうと思っているところです。
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大きな木、梅が見事に咲いていました。
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by suirenn2 | 2015-02-19 10:21 | Comments(8)

風さん

「大黒様」の歌をスキャンするために本箱から取り出してきた本・・・・・
題名通りに懐かしい歌がいっぱい載っている。
ぱらぱら捲りながらくちずさんでいたら、はたと目が釘付けになった。
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どんなメロディなのか知らない歌なのだが、詞の素晴らしさに唸ってしまった。
たったこれだけの短い文のなかに何と豊かな世界が詰まっていることか・・・・。
科学的な「風」の本質さえ言い当てていて、風が吹く様子や音が見聞きできるようです。

特に3番目、「おめめがあるよ」「えほんをぱらぱらながめているよ」、もう、絶唱です。
この場合、「えほん」は、自然の風景、見渡すかぎりの大自然でしょうか。
その気になって見れば、なるほど、身のまわりの自然は絵本のようです。
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by suirenn2 | 2015-02-15 11:57 | Comments(14)

大黒様 と 因幡の白うさぎ

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この歌にある大黒様と因幡の白兎の話が私は大好きです。
小学生の頃に話をきいてよほど印象が深かったのでしょう。
映画でもみているように想像を膨らませながら聴いていたのを思い出します。

隠岐の島から海を渡りたかった兎が、鱶(サメともワニとも言われている)を騙して
海に並べ、結局、企みがばれてしまったために皮をはがされてしまう。
息も絶え絶え、痛くて死にそうになって泣いていると、そこへ大黒様が通りかかり・・・
歌のような物語になるのですね。

ところが、今回「私の古事記物語」を読んでみて、すっぽり抜け落ちている部分があることに気がつきました。

歌にもあるように大黒様といわれるこのオオクニヌシは兄弟が多かったそうです。
80人とも言われるほどに大勢の兄弟がいて、オオクニヌシは下っ端のような末輩だった。
ともかく、この大勢の兄弟がわけ(省略)あって旅に出るのですが、
兎との遭遇はその旅の途中の出来事だったのですね。

皮をむかれて赤裸、ぐったり倒れている兎を最初にみつけたのは兄弟たちでした。
兄弟たちは言いました。「治療法を教えてやるぞ。海水に体を漬けたあと風に当たれ。
高い山の方が、日射しも強いし風もよく吹く。そこで寝転がっていればすぐに治る」

そうです、この兄弟たちの話こそすっぽり抜けていて、私はまったく知らなかったのです。
赤裸の体に、海水、強い日差しや風・・・・とは、なんと酷いことを教えたのか・・・・
そう思いつつも物語の幅がぐ~んと膨らんだようなリアリティを感じたのも事実でした。
「神様も、あんがい、人間臭い」というか、人間の深層を抉り出しているようで、
私が知らなかっただけのこととはいえ、思いがけない大発見になったのでした。

歌のような話になるのは、兄弟の酷い仕打ちがあった後のこと・・・・
兄弟の後ろの方で荷物持ちであったオオクニヌシが優しく接する場面ですが、
この白兎は予知能力があったようで、古事記の物語はさらに劇的に展開していきます。
まるでスペクタクル映画でもみるようで、古事記がこんなに面白いとは・・・・
それも思いがけない発見でした。
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by suirenn2 | 2015-02-13 11:24 | Comments(6)

建国記念の日

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現在、国民の祝日は確か「15日」あると思うけれど、この「建国記念の日」は、
正直なところ私にはいまひとつピンとこない。
「建国をしのび」と言われても、日本の建国に関すること、まったく知らないのです。
写真にある「神武東征」といっても、「神武天皇って、どなた?どんな人?」といった具合で
さっぱりわかりません。
父が、生前、「昔は紀元節といって・・・・」と、何やら盛大な紀元節の話をしていたのを
懐かしく思い出すばかりです。
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ふと思いついて本箱を漁ったらこんな本がありました。
読んでみるつもりで求めたのですが、読まずにそのままになっていました。

読みやすくわかりやすいようなので、ここ数日で読んでみようと思っています。
著者も書いていることですが、物語として楽しむには充分に面白そうです。

それにしても、ぱらぱらっと捲ってみて・・・
イザナキノミコト、イザナミノミコト、アマテラスオオミカミ、スサノオノミコト、ニニギノミコト・・・・登場人物の名前のややこしいこと。
多分、とても覚えられないでしょうが、ともかく、読んでみることにしましょう。
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by suirenn2 | 2015-02-11 12:04 | Comments(8)

針供養で思ったこと・・・

偶々目にした吉沢久子さんの一文です。

     2月8日は針供養の日。
     折れた針を豆腐やもちなどに刺して供養する日です。
     そういう日に、女性のおかれてきた境遇を振り返ってみるのはどうでしょう。
     時代をさかのぼれば、衣類は布を織ることから女の仕事でした。
     料理も掃除も洗濯も手仕事で、それらを終えて家族が寝静まったあと、
     夜なべをして家族の着物をまかなっていました。・・・・・

そうなのですね、こうした状況はそんな遠い昔のことではなかった。
私達の母親の時代、特に子育ての時代はまさにこの通りだったでしょうか。
料理、掃除、洗濯はまだしも、着物までまかなっていたとは・・・・・驚きです。
実際、子ども頃の普段着のブラウス、スカート、上着など殆ど母の手作りだったような?

数年前、浅草寺での針供養の時の写真です。
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針仕事がまったくダメな私には、こういう行事に憧れめいた思いさえあります。
針の1本1本から「母さんが夜なべして・・・・」と歌がきこえてくるようです。

      色さめし 針山並ぶ 供養かな  高浜虚子
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by suirenn2 | 2015-02-09 20:53 | Comments(4)

シーサイド・トップ展望台

私としてはとても珍しいこと、稀有な出来事とさえいえるでしょうか。
浜松町の「世界貿易センタービル」の展望台にのぼってきました。
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高いところは苦手、高所恐怖症です。何か気まぐれ的な気分にでもならない限り
展望台など上がらないのですが、豆まき、梅見物の後で、気持ちが弾んでいたのでしょう。
ふと思いついて、躊躇うことなくあがってみたのでした。

素晴らしい眺望でした。
パンフレットにもありますが、「視界360°、地上152mからのダイナミックな景観」です。展望台1周は約200メートルの回廊になっていて、どこからでも景色を眺めることができます。
回廊には絨毯が敷いてあり、窓際にはテーブルと椅子が置かれ、ラウンジ風の雰囲気です。
「高い所は苦手」などすっかり吹き飛んで、それどころかすっかり気に入ってしまいました。
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こんなデコレーションの窓もあります。
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真下に「芝離宮庭園」がみえます。
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「世界貿易センタービル」・・・
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古い建物なのですね。
そういえば、出来あがった当初、眩しいように見上げたのを懐かしく思い出します。
解体予定・・・・とある、その前に1度夜景を眺めたいものです。
今回、富士山が見られなかったのは残念でした。

浜松町駅の坊やは衣装替えしていました。

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by suirenn2 | 2015-02-07 11:39 | Comments(10)

梅にメジロ

「梅に鶯」という・・・・・古くは「竹に鶯」だったのが、
飛鳥時代に中国から梅が入って以来、「梅に鶯」になったそうです。
絵になりそうな動物と植物の取り合わせ、他にもいくつかありますね。
「松に鶴」「柳に燕」「紅葉に鹿」など・・・・。

いまではよく知られていますが、ウメにウグイスが寄ってくることは殆どなくて、
「あれは、メジロ」、たいていの人が「先刻承知」といったところでしょうか。
実際、ウグイスは、藪や茂みの中で暮らしていて人目につくことが少なく、
昆虫を餌にして花の蜜を吸うことはないそうです。

増上寺のあとは「芝公園」で梅見物でした。
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まだ花をつけている木は数本で、「探梅」といった趣きだったでしょうか。
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メジロ、来てました!
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「下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる」・・・・
パチパチやっていれば、ちょっといい感じにも撮れる?
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豆まき日和、梅見日和、穏やかな楽しい散歩日和でもありました。
by suirenn2 | 2015-02-06 11:20 | Comments(4)

増上寺 節分追儺式 2月3日

豆まき風景を見物してきました。
増上寺は去年も訪れているので、今年は他のところ・・・・例えば「川崎大師」「浅草寺」
「池上本門寺」など思い浮かんだのですが、混雑を考えると足が鈍ってしまいます。
その点、増上寺は混雑するほどでもなく、のんびり見物するには打ってつけです。
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芸能界、相撲界、落語界などから有名人もいっぱい来ていたようです。
幼稚園児の鬼退治は去年の方が迫力があったような・・・・・?
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数日来の風も収まり、そんなに寒くもなく、長閑な豆まき風景でした。
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ま~、愉快なこと! 大きな箱やスーパーの買い物カゴみたいなのが見えますね。
素手よりも効率よくゲットできる・・・・・・?
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写真を見ながらふと思い出したことがありました。
田舎にいたときのこと、家を新築すると建前の儀式がある。
お餅やお菓子、小銭などが盛大に撒かれる村の一大イベントですが、
近所の男の子が何と洗面器を持ってきたのです。あのときの、洗面器・・・・・
ぺこんと凹んだようなアルマイト製の洗面器が目に浮かんで可笑しくなってしまいました。

今日は立春、暦の上ではこの日から春・・・・・
日本の禅寺では、立春の早朝に、門に「立春大吉」と書いた紙を貼るという。
縦書きにすると左右対称になり、厄除けのおまじないになるとされているそうです。
春を想わせるように増上寺の梅もきれいに咲いていました。
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by suirenn2 | 2015-02-04 10:31 | Comments(8)