<   2005年 02月 ( 19 )   > この月の画像一覧

ブルートレイン「あさかぜ」

東京駅、10番線ホーム、午後6時30分。普段はさほど混んでいないホームが溢れるばか
りの人、人、人。向かい側の新幹線のホームも、有楽町寄りの一角は真っ黒な人の群れ。
「気をつけてください!」と駅員が整理に大忙し。

午後6時50分、ピイーッと汽笛を鳴らして「あさかぜ」がホームに入ってきました。かすかな
どよめきとともにいっせいにフラッシュがたかれ、人並みが揺れ動いて・・・。今日ばかりは
乗車率100パーセント。ここ数年は30パーセント位だったといいますから、まさに特別。

午後7時、いよいよ「あさかぜ」発車です。静かに、静かに動きだして・・・・どこからともなく
拍手が沸きおこり、「あさかぜ、ありがとう!」と言う人がいて、走り行く窓から乗客が手を
振り、ホームの人達も手を振って見送り、青い車体は走り去って行きました。

「動くホテル」と呼ばれ、50年近く走り続けた「寝台特急」・・・「ブルートレイン・あさかぜ」
本日限りで引退です。お疲れさま!
c0051107_2383337.jpg
c0051107_2393379.jpg

by suirenn2 | 2005-02-28 23:11 | Comments(1)

ボ ウ リ ン グ

久しぶりにボウリングを楽しみました。
3ゲーム投げて、最高スコアが「122」とは、我ながらアゼンとしますね。「150」は必ず
出していたものを。

大変なブームがありました。もうどれくらい前になるでしょうか。あちらこちらに次々と
新しいボウリング場が建ち、それでもどこもいっぱいで、予約して何時間も待たされました。
やっと順番がきたことを電話で知らされ、夜遅くタクシーで出かけたこともありまいた。
(なんと、なんと愚かな・・・)。マイ・シューズ、マイ・ボール、はどこへ消えたのか。

お友達と2~3ゲーム投げてみるのは、適当な運動にもなりけっこう楽しい。ストライクが
出れば「やった!」とガッツポーズ。スペアをとれば、これまた「やった!」といい気分。その
反対のときは「なんで?」「どうして?」と、エキサイトするんですね。

今回、成績が振るわなかったのは五十肩のせい。そういうこと!
次は、「150」を。
c0051107_2313527.jpg

by suirenn2 | 2005-02-27 23:16 | Comments(2)

演  歌

「演歌、好きですよ」と言ったら、「えっ、演歌なの」と怪訝な顔をされました。
同人誌で作詞もやっていることにいたっては、「なんで演歌の作詞なんか・・・」。
どうも「演歌」ではいけないらしい。なにかしら微妙な抵抗があるのでしょうか。

分からないではないのです。私も「演歌が好き」とは、ついこの間まではっきり言えたわけ
ではありませんから。クラッシック、ジャズ、シャンソン・・・と並べて「演歌」のニュアンスは
やはり違うかもしれません。クライ、シメッポイ、ダサイ、そんなイメージがついてまわって
いるのでしょうか。新しいリズムに対して、「七五調」を基本にしている演歌を「ダルイ」と
言った人もいました。

石川さゆり「風の盆恋歌」、小林幸子「雪椿」、北原ミレイ「ざんげの値打ちもない」
川中美幸「豊後水道」、都はるみ「千年の古都」・・・好きですね。でも、なんといっても
「ちあきなおみ」。「かもめの街」「さだめ川」など泣きたいほどいい! 可能な限りCDを
揃えましたが、どの歌も本当に素晴らしい! 

「艶歌は、未組織プロレタリアートのインターなんだよ。組織の中にいる人間でも、心情的
に孤独な奴は、艶歌に惹かれる。ありゃあ、孤立無援の人間の歌だ。日本人のブルース
かも知れん。音楽的には貧しいが、否定するのは間違いだぜ。グレゴリオ聖歌も、ジャズ
も、流行歌も、表現の倫理としちゃあ同じだからな。艶歌を無視した地点に、日本人の
ナショナル・ソングは成立しないだろう」
五木寛之氏の初期の短編、「艶歌」のなかの一文です。
c0051107_23223741.jpg

by suirenn2 | 2005-02-26 23:24 | Comments(6)

香  水

先日「秋山庄太郎写真展」の会場でうっとりと薔薇の写真を眺めていたら、ほのかに薔薇の
ような香りが。妙齢のご婦人の香水かオーデコロンのようでしたが、なんともその場の雰囲気に
ぴったりで、印象に残りました。

近頃、香水をつけている人が少なくなったように思うのですが、どうでしょうか?
私自身ほとんどつけるかとがなくなりました。香りのおしゃれで名が知れていたお友達も、いまはつけていませんし。たまに、鼻がつぶれてしまいそうな、強烈な匂いをまきちらしている女の
子とすれ違ったりはしますけれど。

マリリン・モンローで有名な「シャネル5番」は、ココ・シャネルのラッキーナンバーから、「19番」は誕生日から名づけられたとか。まぁ、それはどうでもよいとして、ふるい香水がいくつもある、
どうしたものでしょう? 香水などの処分はどうするのですかね。

ほんのりと爽やかな香りを・・・・そのあたりが微妙なところ。まわりの人に影響するわけですから。でも、そんな自分の香りが持てたら、おしゃれではあるのでしょうか。
c0051107_23392488.jpg
c0051107_23404132.jpg

by suirenn2 | 2005-02-25 23:40 | Comments(2)

ク ジ ャ ク

まど・みちおさんの詩集「てんぷら ぴりぴり」のなかに「クジャク」という詩があります。
時々ふっと思い浮かべる、好きな詩。

   ひろげた はねの                 皇太子殿下がお誕生日の会見で披露
   まんなかで                     された「子ども」という詩が話題になって
   くじゃくが ふんすいに              います。スウェーデンの中学の教科書
   なりました                      に載っているとか。
   さらさらさらと
   まわりに まいて すてた            日本の教科書にも素晴らしい詩が載って
   ほうせきを 見てください             いますね。
   いま
   やさしい こころの ほかには          時々はじっくり詩を鑑賞してみるのもいい
   なんにも もたないで               ものです。
   うつくしく
   やせて 立っています

「時には試験管の中に自分を入れ、振ってみます」・・・・。昨年亡くなられた詩人の石垣りん
さんが、エッセイ「ユーモアの鎖国」のなかで書かれている言葉。自分を試験管のなかに
入れて振ってみる、はたしてどれくらい上澄みができるでしょうか。
c0051107_15293385.jpg





                       








 
                                 

 
                     

        
               
by suirenn2 | 2005-02-24 15:30 | Comments(0)

第 三 の 男

BSで見終わったところ。アントン・カラスのチターの調べとともに、余韻がいまも・・・。

猫の鳴き声、暗い夜の舗道に響く足音、そして、ホリーが大声を出すと、「やかましい・・」
とアパートの住人が灯りをつける。・・・と、そこに男の顔がサッと照らし出されて・・・
照れたようなオーソン・ウェルズの表情が、なんとも言えず素晴らしい!
c0051107_2393552.jpg
c0051107_2310487.jpg


初めて観たのは高校生の頃だったでしょうか。ウィーン郊外のあの並木道を歩いて
みたいと思ったものでしたが、あんなに見事な長い道だったとは、改めて胸に焼きつくよう
な印象深いシーンでした。
by suirenn2 | 2005-02-22 23:10 | Comments(4)

一 握 の 砂

馬鈴薯のうす紫の花に降る 雨を思へり 都の雨に
      作者は いまどこにいますか 〔     〕

中学入試、国語の問題。 〔馬鈴薯畑の見えるところ〕と、私は書いたのでした。
受験のための多少の勉強をしたとはいえ、遊びざかりがそのままの小学生だった
私は、「石川啄木」も「短歌」も多分知ってはいなかった。

不合格にならずにすみましたが、以来、「石川啄木」が頭にこびりついています。
伝記を何冊か読み、歌集も折にふれては読み返し、「馬鈴薯」ときけば「じゃがいも」
より先にこの歌が浮かんでくる。無知であることの恥ずかしさのようなものが、つきま
とっているのでしょうか。

 1 その昔                    3 雨の降る
   神童なりと 言われしも            都の巷 さすらいて
   今は流離の 雪の原              滾るこころを なだめ来ぬ
   函館 小樽 釧路へと             砂山ひとつ またひとつ
   貧しさゆえに たどりきて           飽かずに積みし 憐れとも
   野末の煙 汽車みれば            寂しくひとり 手をみれば
   ああ なつかしき 故郷よ           ああ さらさらと こぼれ落つ
   渋民村よ 岩手山                悲しき砂よ 我が歌よ

後に作詞をしたほど。(同人誌で歌謡曲、演歌の作詞を少々)。
台所の野菜籠のなかで、じゃがいもが芽をだしているのを見て、不意に、また
「馬鈴薯の・・・」が脳裏をかすめたというわけです。
c0051107_22291191.jpg

                 

     
by suirenn2 | 2005-02-21 22:29 | Comments(4)

伽藍の交響楽

いま東京国立博物館・平成館で「唐招提寺展」が開かれています。

最近まで私は、「唐招提寺」は「鑑真和上」が建立した寺院とばかり思っていました。
でも、私が思っていたのとは少し違うようなのです。
c0051107_21381255.jpg
c0051107_21392795.jpg


寺院の造営というのは、まずお釈迦様の舎利(遺骨)を納める塔やご本尊を安置する
金堂から始まる。飛鳥寺、法隆寺、薬師寺など、みなそのように造られたのだそうです。
ところが「唐招提寺」は、鑑真和上が生きていらっしゃた時に、塔も金堂も造られては
いなかった。寺院の形態よりはるかに質素な道場のようなところで、鑑真和上は仏教の
教えを説かれていらっしゃたのですね。

「唐招提寺」、つまり寺院となったのは、鑑真和上がご逝去されてからずっと後のこと
だそうです。鑑真和上と唐招提寺のかかわりに何ら違いはありませんけれど、祇園
精舎や竹林精舎のようなところで和上の説法があったことを思うと、あの静謐な佇まい
の唐招提寺にいっそう魅せられます。
by suirenn2 | 2005-02-20 21:40 | Comments(1)

薔  薇

    
           薔 薇 ノ 木 ニ

           薔 薇 ノ 花 サ ク。

 
           ナ ニ ゴ ト ノ 不 思 議 ナ ケ レ ド

         
                               北 原 白 秋
c0051107_2372629.jpg

by suirenn2 | 2005-02-19 23:08 | Comments(2)

ガス抜きキャップ

従来のガス抜きキャップは、缶から噴射ヘッドを外してガス抜きをしなければならず、
噴射ヘッドが固いときには非常に外しにくく、特に女性ではガス抜きが困難な場合が
多く見受けられました。
それに比べて本製品は、一度缶からキャップを外し、キャップ上部を押し込んでから、
もう一度缶にはめるという簡単な作業で自動的にガスが抜けます。
                                  - 説明文 - より

大田区の「おおた工業フェア」を見てきました。「新製品・新技術コンクール」で最優秀賞
になったのが「エアゾール容器用ガス抜きキャップ」、上の説明にある商品です。

スプレー缶の残りのガスを完全に抜いて廃棄しているか・・・といえば、さて、どんなもの
でしょう。出来そうで、出来ていない。簡単に出来るものがあれば便利です。見本の
製品をいただいてきたので、私はこれからきちんと「ガス抜き」しま~す。

他に「義歯用コート装置」とか「高齢者向けスクワットマシン」とか、私にも分かりやすい
ものがありましたが、多くは私の能力外。「工業フェア」ですから。テレビや新聞で報道
されて中学生も来てましたが、女性は見かけませんでしたね。c0051107_22101445.jpg
c0051107_22105349.jpg

by suirenn2 | 2005-02-18 22:12 | Comments(2)