2015年 05月 15日 ( 1 )

読 書

これも面白い本でした。
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刀や刀鍛冶の物語、「最後まで読めるかな?」と躊躇いもあったのですが、
読み始めてみればそんな心配は無用のことでした。
刀や刀鍛冶の仕事についての専門用語も多く、とても覚えられるものではないけれど、
イメージは充分につかめるので、何の苦にもならず読み通すことができました。

とにかく、凄い、圧倒的な迫力です。
虎徹については、新撰組の近藤勇の愛刀が「虎徹」という銘であったと何かの本で
読んだことがあり、名前だけは知っていました。(もっとも、近藤勇が持っていたのは
贋作ではにかと言われているようですが・・・・)
実際、贋作が多く出回っているようで、それだけ「虎徹」の銘の入った「本物」が
傑出しているということなのでしょう。

読みながら何度か目がしらが熱くなりました。

    鍛冶は、悲しみ、苦しみをことばでつづらない。涙も嗚咽も、すべて鎚に込めて
    鉄を叩くしかない。物言わぬ刀には、鍛冶たちの悲哀と苦悶が叩き込まれている。
    だからこそ、強靭でなお美しい。

作中のこうした一文、他にも胸に突き刺さってくるような言葉が多々あるのですが、
ひたすら鉄を打ち続けた「虎徹」という刀鍛冶の生き方には唯々圧倒されました。

山本兼一には、他にも刀や刀鍛冶を扱った作品がいつくかあります。
「おれは清麿」、これはすでに読み終えました。
「狂い咲き正宗」、いま読んでいるところです。
「黄金の太刀」、次に読む予定・・・・
暫く刀や刀鍛冶とのお付き合いが続きそうです。
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名前がわかりません。
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by suirenn2 | 2015-05-15 11:29 | Comments(4)