2005年 06月 08日 ( 1 )

三 年 峠

ひとりの男が旅の帰りに「三年峠」にさしかかってきました。峠の上で転ぶと、あと三年しか
生きられない。そう言い伝えられている峠です。ちらっとそんなことが頭に浮かび、気をつけ
なければ・・・と思った瞬間、男は足がもつれて転んでしまいました。

男はショックのあまり、やっと家にたどり着いたものの、寝込んでしまいました。食事も喉を
通らず、寝込んだまま、衰えていくばかり。慰めても何の効き目もなく、家の者も困り果てて
いました。三年はおろか、1ヵ月も生きられない・・・・。

そんなところへ或る日、友人が訪ねてきました。家の者から事情を聞いた友人は「俺にまか
せろ」と言うなり、男が寝込んでいる部屋へ入っていきました。

「三年峠で転んだんだって?」 
「ああ、もうおしまいだ。俺はあと三年で死んでしまう・・・・」
「だったら、寝込んでいる場合じゃないだろう。一回転んで三年なら、もう一回転べば六年だ。
早く言って五、六回転んでこい!」
これを聞いて男は、布団をはねのけ、三年峠へすっとんでいきました。

孫(小学3年)の国語の教科書にも載っているお話。好きな童話です。時々は、大人も童話
や絵本を・・・・・。
c0051107_2142412.jpg

サッカー、北朝鮮戦、勝ちました!バンザイ!
3大会連続ワールドカップ出場、よかったですね。
by suirenn2 | 2005-06-08 21:48 | Comments(2)