2005年 03月 08日 ( 1 )

Auld Lang Syne

should auld acquaintance be forgot and never brought to mind?
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スコットランド民謡の「Auld Lang Syne」、日本では
「蛍の光」になっています。旧交をあたため、またの
再会を願うという意味合いの歌が「蛍の光 窓の雪」
となり、卒業式など別れの場面に欠かせない名曲
になりました。いまでも人気投票などで常に上位を
しめるといいますから、メロディと詩が、別れという
感傷とともに日本人の心をとらえているのでしょう。

思い出すのは、なんといっても映画「哀愁」です。キャンドルライトクラブで、キャンドルが
ひとつずつ消えていくなか、ロバート・テイラーとヴィヴィアン・リィが踊る。「Auld Lang
Syne」のメロディとコーラスが、まさに哀愁となって胸をうつ美しい場面です。

「哀愁」といえば、もとの題名は「WATERLOO BRIDGE」、それが「哀愁」になるのです
から驚きです。日本人好みに、感傷的、情緒的にということでしょうか。映画の題名、以前
はそういうのが多かったですね。「AN OFFICER AND AGENTLEMAN=愛と青春の
旅だち」「Children of a Lesser god=愛は静けさの中に」「Out Of Africa=愛と哀
しみの果て」・・・・「慕情」「旅愁」「離愁」などそうなのではないでしょうか。

時代はかわり、いま「哀愁」というタイトルでは受けませんよね。「愛・・・」にしても「愛を
叫ぶ・・・」みたいに強烈なインパクトがないと。「Auld Lang Syne=蛍の光」も、いま
では卒業式でも唄われることが少ないとか、やはり、時代ですかね。「蛍の光 窓の雪
文読む月日かさねつつ・・・」といわれても、いまでは「何、それ?」でしょう。私達の時代
でも「蛍の光で読めるかぁ・・・」と悪態をついたものでしたから。「字を読むためには・・・
2000匹の蛍が必要」なんて。「蛍雪の功」・・・いざ、さらば・・・ですか。
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by suirenn2 | 2005-03-08 22:14 | Comments(4)