在職中スタッフの一人として支えてくれた若い知人が亡くなりました。証券マンから転進して私どものところにきて、やがて独立して起業、成功をおさめた・・・・と思っていたのですが・・・・。人づてに人事面で苦労しているとか聞いていましたが、突然の訃報でした。享年43歳、二人のお子さんを遺して逝かれました。
生きていることが当たり前のように「生きている」けれど、命も有限のもの・・・・としみじみ思いました。若い人が逝くことには、言いようのない悔しさのようなものが伴います。そして、矛盾しているようですが、自分が生きていることの不思議さを思います。ただのオバサンでもともかく元気に生きている、「あ~、これでいいのだ」と妙に納得します。亡くなった人が、こうしてメッセージをのこしてくれるのですね。
ジメジメした暗い気持ちでお話しているわけではありません。土井隆雄さんが宇宙へ飛び立つのを拍手喝采でテレビで見て、さて、お通夜に出かける支度にかかって・・・「黒いストッキングない!」と慌てて買いに行く有様・・・・真新しい「M」のストッキングはあるけれど「L」か「LL」でないと入らない・・・・そんなこんなの合間にも「命」の一文字が何となく頭にあったような一日でした。
花を手向けてねんごろに・・・・・