JR四ツ谷駅近くの桜がきれいでした。
かつて江戸城の外濠のあったところ、真田濠といわれていたところのようですが、
その堤が桜並木になっていてほぼ満開で咲きそろっていました。
堤の下の通りから、盛り上がった堤から、どちらからみても素晴らしい眺めでした。
濠はいまは埋め立てられて上智大学のグランドになっています。
この辺り、私はよく知らないので、グランド越しにみえる景観も新鮮でした。
立派な御門がみえますが、迎賓館の和風御門であるような・・・・・?
一部水を湛えたところは濠の名残りのようで、土手の斜面で菜の花が輝いていました。
いっとき散策を楽しんだあとは「紀尾井ホール」での音楽会へ・・・・
案内には「邦楽と洋楽の名手による演奏を凝縮したお届けします」とあります。
三味線、笛、小鼓、大鼓、太鼓、囃子、ピアノ、ヴァイオリンの合奏です。
それほど広くないホールでの生演奏ですから、どの楽器もその音色が
身体中に沁み込んでくるようで心地よいひとときでした。
特にヴァイオリンと三味線による「五木の子守歌」はなんと言ったらよいか・・・
唯々聴きほれるといった素晴らしいものでした。
ホール横の枝垂れ桜のきれいなこと!
余談ながら覚書で・・・・「紀尾井町」の名前の由来。
この辺りに「紀州徳川家」「尾張徳川家」「井伊家」の屋敷があったことから
名づけられたそうで、途中にあった石碑で知ったことでした。
ご一緒の皆さん、ありがとうございました。