紫陽花が花盛りです。
2日ほど、夕方ちょっと散策しただけで写真がいっぱい溜まりました。
紫陽花の葉は有毒、青酸を含んだ物質を持っているそうです。
そのせいでしょうか、勿論、虫も食べない。淡い色合いの若葉にも、大きく繁った濃緑の
葉にも、1枚とて虫喰いは見あたりません。
紫陽花といえば、カタツムリ・・・・・
その取り合わせが絵や写真でも知られていますが、カタツムリは葉を食べる・・・?
「食べない」がほぼ定説のようですが、一部には「食べる」という説もあって、
はっきりしたことはわかっていないらしい。
残念ながら私はまだ「紫陽花とカタツムリ」の情景を見たことがありません。
紫陽花の話としては・・・・・
幕末に、長崎オランダ商館にきていたドイツ人の医師シーボルトが、日本で愛した女性の
名前「お滝さん」にちなんで、紫陽花の中でも大輪でもっとも美しい品種に「オタクサ」と
命名したしたということが知られています。
ヨーロッパでも美しい婦人の名をつけた例がいくつかあるそうです。
紫陽花は美しい女性に譬えたくなるような花、そういうことでしょうか。
ただ、花の色がだだんに変化することから、「移り気」「浮気」といった花言葉があり、
女性としては喩えられても喜んでばかりはいられないような・・・・・?
ある日の夕空・・・・