「港区立芝公園」にナンジャモンジャの木(1本)があります。
そんなに大きな木ではないのですが、雪のような真っ白な花が満開でした。
学名「Chionanthus retusa」の「チオナンサス」はギリシャ語で「雪+花」の意味が
あるそうですから、雪に譬えるのも適ってはいるでしょうか。
実際、少し離れたところから眺めると、樹木全体、雪でも被っているようです。
ここでは何と言っても「東京タワー」が絶妙のアクセント。
東京タワーを背景にすることでナンジャモンジャの木も俄然ひきたちます。
・・・・と、本人はそう思って、その気になって写真を撮るわけです。
これがまた楽しいのですね。幸せいっぱい、胸いっぱいの気分!
こんなことで幸福感にひたれるのですから得な性分です。
花はまさに純白、きれいでした。
この白さは長持ちしないようですから、ちょうご見頃の良いときでした。
公園には「ベニバナトチノキ」もあります。
こちらも、やっぱり、東京タワーとのコラボレーションで・・・・・
ついでに「ハナミズキ」も・・・・・
「馬鹿の一つ覚え」という言葉があります。
「愚か者が一つのことだけを覚え、どんな場面にも得意になって持ち出す」、
そういう意味ですが、まったくその通りの写真になってしまいました。
東京タワーにはすっかりご厄介になった感じです。
どういうわけか「スカイツリー」が出来てから俄かに存在感を増して素晴らしく見えるようになりました。芝公園界隈からはどこからも間近に見えるので、それだけでも心地良い散策になりました。