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内祝いでした

孫娘二人の祝い事でささやかな宴会でした。(2日)
1人は大学卒業、入社式も済ませ配属先も決まって社会人スタート、
もう1人は高校入学です。家族全員集まっての焼き肉パーティでした。
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大学の卒業式では何とハカマ着用だったのですと・・・・・
貸衣装、着つけ、写真撮影つきで両手にもなる金額、いや~、驚きました。
女性は殆どハカマ姿だったそうですからさぞや華やかなことだったでしょう。

黄ばんだ新聞記事は私が入社間もない頃のもの・・・・
「彼女たちの気持ちを打診すれば 就職一年生の生活と意見」という見出しで
「産経新聞」に載ったものです。他に証券会社の人、冷蔵会社の人と3人が
載った新聞記事でした。

「10人に1人というきびしい難関をのりこえて、入社試験に合格した〇〇さんは
あこがれのユニホームに身をつつんで・・・」
「いまのところまだまだ無我夢中。ただ一生懸命仕事に慣れようということでいっぱいです」など、新聞記事には書いてある。
別に憧れのユニホームでもなかったけれど、いちおう真面目そうなことは言ったらしい?
他にも仕事での失敗談が語られていて、「そんなときはご飯も喉を通らない」と書いてある。そして、最後は、「毎日がたのしいという〇〇さんは、理想の職場につけたといだけに、いかにもしあわせそうでした」と結んである。

「あら、ま~、なんじゃ、これは?」、嘘の記事みたい。
遠い遠い昔、でも、私にもこんな時代があったのかもしれません。
70年以上も生きてくると、若い時代が面映ゆくもあり、他人事みたいにも思えるのですが、それだからこそ孫たちの門出には感慨ひとしおなものがありました。

この新聞は、両親がのこしていて、結婚のときに持たせてくれたもの。
その時の父いわく「おまえの一生の宝だ、大事に持っていなさい」
それで持っていただけのことですが、何が宝なのか・・・・・?
でも、いま70年以上も生きてきて、何となくわかるような気もするのです。
若い時代の純なひたむきさのようなものは、誰にとっても心の底の底にのこっていて
いまを顧みる縁になってなっているでしょうから・・・・。

ともかく、孫たち、みな大きくなって先が楽しみになりました。
いまの若い世代、頼もしいと思います。これから先、生きていくのに私たちの頃より
遥かに厳しいと思うけれど、きっと頑張ってくれるでしょう。
若い人達にとって「老害」にならないように、それだけはちょっと心掛けたいものですが・・・・。
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新宿御苑で撮ったものです。
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品川駅港南口、セントラルガーデンで・・・
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by suirenn2 | 2016-04-04 00:50


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