読 書

これも面白い本でした。
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刀や刀鍛冶の物語、「最後まで読めるかな?」と躊躇いもあったのですが、
読み始めてみればそんな心配は無用のことでした。
刀や刀鍛冶の仕事についての専門用語も多く、とても覚えられるものではないけれど、
イメージは充分につかめるので、何の苦にもならず読み通すことができました。

とにかく、凄い、圧倒的な迫力です。
虎徹については、新撰組の近藤勇の愛刀が「虎徹」という銘であったと何かの本で
読んだことがあり、名前だけは知っていました。(もっとも、近藤勇が持っていたのは
贋作ではにかと言われているようですが・・・・)
実際、贋作が多く出回っているようで、それだけ「虎徹」の銘の入った「本物」が
傑出しているということなのでしょう。

読みながら何度か目がしらが熱くなりました。

    鍛冶は、悲しみ、苦しみをことばでつづらない。涙も嗚咽も、すべて鎚に込めて
    鉄を叩くしかない。物言わぬ刀には、鍛冶たちの悲哀と苦悶が叩き込まれている。
    だからこそ、強靭でなお美しい。

作中のこうした一文、他にも胸に突き刺さってくるような言葉が多々あるのですが、
ひたすら鉄を打ち続けた「虎徹」という刀鍛冶の生き方には唯々圧倒されました。

山本兼一には、他にも刀や刀鍛冶を扱った作品がいつくかあります。
「おれは清麿」、これはすでに読み終えました。
「狂い咲き正宗」、いま読んでいるところです。
「黄金の太刀」、次に読む予定・・・・
暫く刀や刀鍛冶とのお付き合いが続きそうです。
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名前がわかりません。
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by suirenn2 | 2015-05-15 11:29 | Comments(4)
Commented by Dai at 2015-05-16 07:00 x
すいれんさん~

おはようございます。
↓楽しみにしていましたのに 残念、悲しく辛いですね。
誰が悪いと言う事ではないのですが、
(可愛いカラスにも会う事がありますしね)むごいです!

今朝は雨に中の散歩でした。
こんな日は 読書三昧でしょうか~
浅田次郎、一路 をそろそろ読み始めようかと。ヽ(^。^)ノ
Commented by suirenn2 at 2015-05-16 10:33
Daiさん
おはようございます。
お家の方は無惨な様子を目の当たりにしたのでガックリしてました。
もうきれいに片づけてあったので、私は見ないだけ救われたかもしれません。
食い千切られた跡など見たら・・・・ショックですよね。

山本兼一を集中的に読んでます。
可能な限り読んでおこうと思って・・・・。
波長があうというか、作家にも相性があるようで、読んでいて心地よいのですね。
すっかり魅了されてますわ~。
Commented by KawazuKiyoshi at 2015-05-16 17:03
感動させられる本。
なかなか、最近は出会いません。
感動させられるものを残しておきたいものです。
今日もスマイル
Commented by suirenn2 at 2015-05-17 09:34
kawazukiyoshiさん
おはようございます。
どっぷりと山本兼一の世界に浸っています。
本一冊、面白い本、感動する本は心を豊かにしてくれますね。
本のお陰で「今日もスマイル」ですよ。
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