牡丹 咲く

牡丹の原産地は中国北部から西部にかけての一帯である。
ところが、牡丹が中央の人々に知られるのは、七世紀末頃、唐の則天武后が
中国北部山西の牡丹を長安の都に移し植えてからのことといわれる。
牡丹という漢字自体、もとはマンリョウやカラタチバナを指すものであったのに、
則天武后時代以降、新参のボタンに当てられるようになった。

八世紀の玄宗皇帝の時代には、帝国の勢いが絶頂を極めるのと期を一にして、
長安の人々の牡丹愛好は盛りを迎える。英明をうたわれた玄宗皇帝は晩年、
楊貴妃に目がくらんで政治を誤る。この失政がもとで安禄山の乱が起こり、
大唐帝国の勢いにかげりが見え始める。今を盛りと咲き誇る牡丹の花には、
崩壊寸前、腐敗寸前の危うさともいうべき妖気も漂っているようだ。
                      -長谷川櫂著 「季節の言葉」-
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牡丹といえば・・・・
「立てば芍薬 坐れば牡丹 歩く姿は百合の花」が有名ですが、
他に「牡丹に唐獅子 竹に虎」というのもあるようです。安住の地という意味があるような?
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毎年、ある寺院で見せていただく牡丹・・・・
ここの牡丹が私は一番のお気に入り、今年も貸し切り状態で眺めてきました。
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散歩道の公園でも去年植えられた木がきれいに花をつけていました。
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by suirenn2 | 2014-04-19 11:35 | Comments(16)
Commented by semineo at 2014-04-19 20:52
こんばんは
美しい牡丹の季節なのですね~。
柔らかな薄いピンク、良い色ですね。
どんなに美しい花でも、皇帝は美女にはかなわなかったわけですね。
牡丹にまつわる話、楽しかったです♪
Commented by ブルーベリー at 2014-04-19 21:24 x
こんばんは~
もうボタンが咲いてるのですね~
ほんとに艶やかなお花です。
唐獅子のお話は知らなかったです。
勉強になりました。
こちらにお邪魔すると季節の早さがよくわかりますね。
それだけすいれんさんの行動範囲が広いのでしょう。
お元気そうで何よりです。
Commented by はっちゃん at 2014-04-20 09:57 x
おはようございます
1,2枚目のボタン、色と言い、葉の色と言い、きれいですね~!
花はやはり3,4部咲きごろが良いですね。
それにしても、もうボタンの季節なんですね。
すいれんさんは花散歩して見えるので、季節がきちんと先取りできますね。
うっかりしていると、見ないままに過ぎてしまう花がいっぱいだわ(^_-)-☆
Commented by suirenn2 at 2014-04-20 09:58
semineoさん
おはようございます。
正直なところ私は牡丹はそんなに好みではないのですよ。
咲いた後のいかにも崩れる感じが痛ましくて・・・・
咲き始めの頃がいいな~と思います。
傾国の美女とはいうけれど、楊貴妃って、どんな美女だったのでしょうね。

Commented by アメーバ at 2014-04-20 10:05 x
幾重にもフリルのような花びらの牡丹が、素敵ですね(*^_^*)
確かに、妖艶な感じがしますね。
なるほど、歴史的な背景を教えていただきながら、鑑賞すると
味わいがまた一段と深まりますね~
東御苑の桜たちも、美しい!!
立派な樹木が沢山あるのですね~
あ!!、タケノコに食いつきました(^_-)
Commented by suirenn2 at 2014-04-20 10:14
ブルーベリーさん
おはようございます。
華やかでボリュームがあって、満開の時など圧倒されますね。
華やかさが好まれるのか鉢植え置いているお宅もずい分見かけます。
唐獅子牡丹といえば健さん、映画の昭和残侠伝の高倉健さんが浮かんできますわ~。
単なる彫り物の図柄のことかと思っていたら、安息の地という
仏教的な由縁もあったのですね。
Commented by suirenn2 at 2014-04-20 10:35
はっちゃん
おはようございます。
花は3,4分咲きの頃がよい・・・・私もそう思います。
初々しさと同時に力強さもあって生命力を感じますね。
上野の牡丹園で見たことがあるのですが、いっぱい咲いていると
見るのも疲れてしまう感じでした。
牡丹の後にはもう芍薬が蕾を膨らませて控えていますよ。
似たような花だけれど控えめな印象が好もしいですね。
Commented by suirenn2 at 2014-04-20 10:57
アメーバさん
おはようございます。
写真の花は咲き始め・・・・これくらいがいいですね。
満開になってしまうとカメラを向けても気圧される感じです。
歴史的な謂れやエピソードなどわかるとまた面白いものですね。
東御苑は散策には手頃なところです。
雑木林のチゴユリが見たいので近々また行くことになるでしょうか。
あれもこれも見たい・・・・そうはいってもタイミングよく出かけるのが案外難しいですね。

Commented by tabigarasu-iso at 2014-04-20 12:04
こんにちは
牡丹の花、綺麗ですね。
それを独占できるのもまた良いものです。
草々

Commented by おせっちゃん at 2014-04-20 16:08 x
花の女王。見事なものですね。
唐獅子牡丹というのはそうしたことからの図柄ですか。
いいこと教えたいただきました。
亡き母が、ことのほか牡丹を愛し、素晴らしく大きく育てていました。
不思議なことに母に殉ずるように枯れてしまいましたけれど。
Commented by suirenn2 at 2014-04-21 09:41
tabigarasu-isoさん
おはようございます。
本当にきれいなお花です。
「豪華絢爛」「咲き誇っている」、こういう言葉がぴったりです。
雨になりました。雨の中で咲く姿も風情があるでしょうか。
Commented by suirenn2 at 2014-04-21 10:14
おぜっちゃん
おはようございます。
お母様、牡丹がお好きだったのですね。
お花をみると思い出しますでしょう?
殉ずるように枯れてしまった・・・・そういうこともあるのですね。
愛おしむお気持ちがお花にも通じていたのでしょうね。
Commented by Dai at 2014-04-21 22:00 x
貸し切り状態でユ~クリ眺められるなんて 幸せですね。
この豪華な花びらは この時期、カメラに収めたい花の一つですね。
散歩道で 素敵な花々に会うと嬉しくなりますが カメラを忘れた~
なんてことはしょっちゅうなんですよ、最近。(>_<)
リンゴの花のバッタ 可愛いお客様に会えてよかったですね、なんだかうれしい~でしょ?。(*^_^*)
Commented by 松風 at 2014-04-22 19:54 x
こんばんは~。
一茶の言葉で”百花の春”は
牡丹を主にしているらしいですね。
静かに見物出来ましたでしょう。
立派なお寺さんなのでしょうね
散歩道の途中にもあるのですか。
これだから一人散歩は止められないのですよね。

先日鎌倉八幡宮の牡丹を見ようと出かけたのですが
カメラを忘れてしまって、、、
なんと馬鹿な失敗をしたのでしょうね。
今日初めて黄アヤメor黄カキツバタを見ましたが、
区別がつかないのですよ。
ご覧になる機会がありましたら教えてくださいませ。






Commented by suirenn2 at 2014-04-23 09:43
Daiさん
おはようございます。
写真の牡丹も今頃は満開で咲き誇っているでしょうか。
お寺さんには黒っぽいお花もあったのですが、写真は失敗でした。
その黒っぽいお花、一番のお目当てできれいに摂りたかったのですがね。
いつまでたっても中々思うようには撮れないものですね。
もっとも、そこが所詮素人で、写真の面白さになっているのかもしれません。
お花に偶然にバッタが・・・・・そう、こういうのが何だか嬉しいんですよね。

Commented by suirenn2 at 2014-04-23 10:06
松風さん
おはようございます。
牡丹のお寺さんとはもうすっかり顔馴染みで、いつも快く応対してくれます。
牡丹が咲いている一角は土もよく手入れがされていて、
地面がふかふかと柔らかくなっているのですよ。
たっぷりと葉が茂り派手さもなく咲いている感じがいいんですね。

アヤメ、カキツバタ、ハナショウブ・・・・・区別が難しいですね。
葉の幅が細いか広いか、そのあたりに違いがあるようですね。
これからは花菖蒲も楽しみなお花です。
はるばると横須賀しょうぶ園まで出かけたことがありましたよ。

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