大田区郷土博物館で版画展をみてきました。
11月29日のことでしたが、覚書、記録として載せておきます。
川瀬巴水は大田区にゆかりの深い版画家。四季折々の風景とそこに息づく人々の暮らしを
描いた巴水の版画作品は世界中の人々に愛された・・・・・と案内にありました。
私好み・・・・といっては僭越なことなのですが、まさに好みにぴったりといった感じで、
数々の素晴らしい作品に感動しました。
「前期」「中期」「後期」と3期にわけて3月初めまで行われている展覧会です。
ここにアップする写真は買ってきた絵葉書からのもので、中期や後期に展示される作品も
含まれています。
入館、無料です。こんな素晴らしい展覧会が無料でみられるなんて・・・・・
有り難いやら、勿体ないとさえ思うやら、しばし版画の世界に魅せられたひとときでした。
博物館には他にも興味深い展示がありました。
これ、キュウリです。
「馬込半白節胡瓜」といい、大正時代から昭和38年頃まで馬込辺りで栽培されていたようです。
「首人形」、「串人形」ともいい、土や張子で作った人形の頭に竹串や細い棒をつけた
郷土玩具、着物を着せたりして遊ぶようです。
多摩川に関する詳しい展示もありました。
昔はこんな砂利船が働いていたのですね。
これは、大森「厳正寺」に伝わる「水止舞」の様子・・・・・
680年もの歴史がある伝統行事、一度見たいと思っているのですが、
夏の暑い盛りなので中々行けずにいます。
社会科見学にもなった半日でした。