うっすらと虹がかかっていたが鮮やかな弧を描くことなく消えてしまった。
昨日の夕方、午後からの雨がやっとやんで西日に照らされた空にはぽっかりと白い月が・・・・。
夜はこの月が煌々と輝いて、暫くベランダへ出て見入ってしまいました。
今日は、子供の日、端午の節句・・・・・
街中で目につく小振りな鯉幟が可愛らしい。
室町時代、武家では端午の節句に、戦で使用する家紋入りの旗指物や吹き流しを
軒端に立てる風習があったという。これに倣って江戸の町人が上げるようになったのが鯉幟。
黄河上流にある竜門、その激流の下には鯉がたくさん集まりここを上ろうとするが流れが激しくて
上がれない。それでも、もしこの竜門を上りきった鯉があれば、その鯉はたちまち竜に変身、
例の「登竜門」の伝説によって鯉は立身出世の象徴として尊ばれたらしい。
武者人形を飾るのも、武将のように強く逞しい人物に育つようにという意味がある。
人形には子供に災いが降りかからないように、身を守るという大切な役割りもあるため、
兄弟が共有するのではなく一人一体が好ましいとされているとか・・・・。
節句を寿ぐように爽やかな五月晴れです。