映画を見てきました。(2日)
山田洋次監督、吉永小百合、笑福亭鶴瓶主演の「おとうと」・・・・・・
不届き者の風来坊といった問題のある弟と、そんな弟でも絶縁しきれない姉の姿を
通して、家族の在りようを描いた作品といえるでしょうか。
家族の絆とか終末医療という重いテーマを扱っているのですが、そこは山田洋次監督の
作品ですから押しつけがましいところもなく、むしろ笑えて日本映画らしいしっとりした作品
にもなっています。
鶴瓶の「弟」も熱演で見ものなのですが、何といっても吉永小百合の「姉」が素晴らしい・・・
終始抑揚のきいたきりっとした姿で、吉永小百合さんでなければこの映画は成り立たないと
さえ思ったほどでした。
平日なのにほぼ満席・・・・・同じ所で上映中の「アバター」でしたか、次回のチケットは
売り切れとのアナウンスがありました。ひと頃観客離れが言われた映画ですが、人気が
盛り返してきたのでしょうか。
(ブログ用にチラシがほしかったのですが見当たりませんでした。)